【フィリピン留学】絶対知るべきフィリピンの「トライシクル」乗り方・注意点まとめ

きょーくす
こんにちは!フィリピン大好き!!Kyokz(きょーくす)です!

2022年の夏、私は娘と姪っ子と3週間、フィリピンのクラークで親子留学をしました。

そこでよく使っていたのがフィリピンではメジャーな交通手段「トライシクル」です。

タクシーを使う距離ではないけど、歩くのにはちょっと遠いというときやタクシーがない田舎町ではメインの移動手段になります。
もちろんマニラなどの大都市にもトライシクルはあります。

とは言っても、初めてフィリピン行かれるほとんどの方が
「トライシクルってどうやって乗ったら良いの?」
「ぼったくられそうだけど、大丈夫?」
「タクシーと比べてどっちが安いの?」
など不安・疑問がありますよね。

ということで、今回は庶民の足「トライシクル」の乗り方・注意点についてご紹介します。
私自身も実際に今回紹介するトライシクルの乗り方をしているため、参考としてもらえますと幸いです。


トライシクルってどんな乗り物?

そもそもトライシクルとは、バイクの横に人を乗せる荷台があるバイクタクシーです。

車道はもちろんですが、車が走るには狭すぎる道でもトライシクルが大活躍。

トライシクルは、タクシーと比べると初乗りが20〜50ペソと安く、フィリピン人の庶民の足として、とても重宝されています。

ただし、外国人などの観光客は、ぼったくられる可能性がとても高いので、トライシクルに乗る前に相場をしっかりと確認してから乗車しましょう。

フィリピンにある乗り物についてもっと知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。

【フィリピンの乗り物事情】留学生・旅行者が押さえておくべき交通手段とポイントを紹介

24/04/2020

トライシクルに乗る前の準備


トライシクルに乗る前に絶対にやってほしいことがあります。
先ずはそれをご紹介します!

STEP1. 目的地までの運賃相場を知る

トライシクルには運賃の相場があります。
ただ外国人だとその相場わからないだろうと、トライシクルドライバーは通常料金以上を要求してきます。

ですので、自分がいきたい場所が決まったら、トライシクルでどのぐらいで行けるかをフィリピン人に聞きましょう。
フィリピン人なら誰でも聞けば教えてくれますので、近くにいるフィリピン人に聞いてから、トライシクルに乗るようにしてください。

地域ごとに初乗りの料金が異なりますので、全ての地域のトライシクル代が同じとは思わないでください。
私が留学していたクラークは、トライシクル初乗り40ペソ〜50ペソくらいでした。

STEP2. 少額の現金を準備する


タクシーに乗るときもそうですが、トライシクルではより少額の現金を準備してください。

というのも実際にトライシクルのドライバーはお釣りを持っていないことが多々あります。
またお釣りがないと言って、お釣りを持っているときもそれを言い訳にお釣りをくれないこともあります。

せっかく相場を確認したのに、お釣りを返してもらえなかったとなったら、相場を確認した意味がないですよね。
またクレジットカードや電子マネーなども使えないので、必ず現金を準備してくださいね。

STEP3. 目的地をはっきり伝えられるようにする

トライシクルのドライバーには目的地を明確に伝える必要があります。
基本的にドライバーは
・車のようなナビはついていない
・地図を見せても地図が読めない
・英語が全く通じない
ということはよくあることなんですよね。

なので、トライシクルに乗る際は、行きたい場所がトライシクルのドライバーに伝わるように伝えましょう。
目的地が伝わるか不安ない場合は、英語がわかるフィリピン人に自分が行きたい場所を伝えて、トライシクルのドライバーに何といえばその場所に行けるかを聞いておくと確実です。

トライシクルの乗り方

それでは実際にトライシクルの乗り方を説明していきますね。
順番を間違えてしまうと、大抵、ぼったくられてしまう可能性があります。

乗り方1. トライシクルを停める

まずトライシクルをつかまえるために、道路で手を挙げてトライシクルに乗りたいという意思を伝えます。
乗車可能なトライシクルは、遠くにいても目の前まで来てくれます。

首を横に振られたら、乗せられないという意味ですので、別のトライシクルを探します。
通勤・帰宅ラッシュのタイミングだとなかなか停まってくれない可能性もあるので、辛抱強くいてくださいね。

乗り方2. 目的地を伝え、価格を聞く

トライシクルが停まってくれたら、自分が行きたい目的地を伝えましょう。
1つしかないショッピングモールやカフェの場合は、その名前を伝えれば問題ありません。
しかし、例えばスターバックスで複数ある場合は、「スターバックス+エリア名」を伝え、場所をしっかり特定する情報をドライバーに伝える必要があります。

そして、一番大事なのが目的地が伝わったら、価格を確認してください。
大事なことなのでもう一度言いますと、価格を確認してください。

と言いますのも、トライシクル乗車し目的地に着いてから、価格を聞くと、ドライバーの言い値になる可能性が高くなるんです。
この手順を把握しておいて、相場通りの価格、もしくは自分が納得する価格でしたら、そのまま乗車しましょう。

乗り方3. 希望価格まで交渉する

私たちが利用したトライシクル

価格を交渉する中で、希望価格(相場価格)より随分高い金額を言われたら、交渉します。
もちろん、トライシクルに乗るタイミングが、通勤通学の時間帯、雨が降っているなどで、ドライバーが交渉しても高いこともあります。

金額がご自分の状況を踏まえて納得する価格でしたら、乗ってしまうのも選択肢ですね。

交渉しても納得がいかない価格でしたら、別のドライバーを探しましょう。

乗り方4. トライシクルに乗り、目的地で降りる

目的地に着いたら、降りる旨を伝えましょう。

タガログ語で、
「Para po!(パーラ ポ)」
「Dito lang po!(ディト ラン ポ)」
といえば、止まってくれます。

タガログ語を話す地域でなくても問題なく通じます。トライシクルから降りるときに、お金を払います。
そのときに、「再度、いくら?」とは確認すると言い値になってしまうため、トライシクに乗る前に確認した金額だけを渡せば問題ないです。

トライシクルに乗る上での注意点

ここまで乗り方を紹介しましたが、トライシクルを利用する際の注意点もあります。
思わぬトラブルに巻き込まれないよう、必ず押さえておきましょう。

注意点1. 過度な価格交渉はしない

いくら交渉できるからと言っても、あまり過度な交渉はしないようにしましょう!
もし交渉しても応じてもらえなかったら、別のトライシクルを探すか、価格的に許容範囲だったら、その金額を払うと良いです。

相手の気分を害するような過度な交渉をすると、最悪、命を狙われたりと危険な目に遭う可能性もあります。
ぼったくられたとしても日本円に換算して数十円や数百円程度です。危ない目に遭うのは避けましょう!

注意点2. 英語が通じないことが多い

フィリピン留学をしていると英語を使いたくなってくるかと思います。
ただ、トライシクルのドライバーには英語が通じないことが多いです。特に、地方都市に行けば行くほどその傾向が強くなります。

ドライバーが連れて行ってくれた目的地と自分が行きたい目的地が異なっていた場合は、行き先がしっかり伝わっていない可能性があります。
遠回りされたと怒ったりせずに、行きたい場所がわかってもらえるまで伝えるか、トライシクルを乗り換えるのも1つでしょう。

注意点3. 地域によって料金・乗車方法が異なる

実はトライシクルは、フィリピンの多くの地域で利用されています。

どのエリアでトライシクルに乗るかで、料金も乗車方法も若干、異なってきます。
例えば、ドゥマゲッティでは、目的地によって相乗りをすることもあります。

そのため、今回の記事をベースとして、地域ごとの料金や乗車方法は事前にしっかり理解するようにしましょう。

まとめ

今回は、フィリピン渡航の際に有効活用したい「トライシクル」の乗り方をまとめてみました!

トライシクルに関しては、事前の下調べがとても大切です。
トライシクルは、地域によって、料金・乗車方法が異なるので地域ごとにしっかり料金や乗車方法を確認して、トライシクルを活用していきましょう。

何かご質問がありましたら、お気軽にお問い合せください。

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