フィリピン人の国民性や特徴とは?仲良し成功の鍵【ここが好きPH#1】

きょーくす
こんにちは!フィリピン大好き!!Kyokz(きょーくす)です!

フィリピンについて、多くの方が心配するのは「治安」です。

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確かに、日本でフィリピンのニュースを聞くときはなぜかネガティブな話題。。。ドゥテルデ大統領が麻薬常習者などの犯罪者は必要であれば殺すことも辞さない過激な発言をして、殺されることを恐れた麻薬常習者が警察に出頭し、刑務所が飽和状態になっているなど。

しかし、私が大好きなフィリピンは、他に知ってほしい沢山の魅力があります。

そこで今回は、私が、フィリピンを大好きになった理由の中から、第一弾として
「フィリピン人の国民性、つまり人柄」
について紹介したいと思います。

日本人に似ている点、勿論良い面だけでなく、注意したい面も含めてご紹介します。

「フィリピン人ってどんな人」「これからフィリピンに行くから、フィリピン人の特徴教えて」「フィリピン人と一緒に働くので、気を付ける点を知りたい」という方、知って損はない国民性をご紹介します。
あくまでもこういう傾向があるというだけですので、最終的にはその人となりで判断してくださいね。


陽気で明るく、フレンドリー


私が留学した際、知り合いがいないフィリピンで1人やっていけるかという心配から、少しホームシックにかかりながらも、乗り越えた一番の理由は、フィリピン人の「すごく陽気で明るく、フレンドリー」な人柄があったからです。

寮での生活は、夜までおしゃべり、歌やダンス、みんなで一つのテレビを見る。一人でいる時間がないぐらい、皆が仲良くしてくれました。

レストランやショッピングモールでは、カラオケで歌っている店員さん、レストランでは生バンド演奏が見れる場所がたくさんあり、ノリノリの曲ではお客さんが音楽に合わせて踊りだす。フィリピンへ行けば誰しもが感じれるフィリピン人の明るさで、フィリピンに行くたびに毎回ハッピーになれます。

経済的に貧しく、スラムに住む子供も、日常の中で、素敵な笑顔に触れて、元気を貰えることがたくさんあります。

フィリピンに行くと、小さいことは気にしない、幸せは人と比べることじゃなくて、自分の心が決めるんだと気づかされます。私が一番好きなフィリピンの国民性です。

日本のきっちり、かっちり、しっかりに疲れた人は、是非フィリピンに行ってみてください。ハッと気づかされるものがあるはずです。

フィリピン独特のおもてなし精神


フィリピンの友人の家に行った際、とても強く感じました。

私のスラムに住む友人からお金持ちの友人、みんながとにかく家に訪問すると、
「Pasok ka na.(中に入って)」
「Gutom ka na ?(お腹すいた?)」
「kain tayo.(ご飯食べよう)」
と前のめりで、おもてなしをしてきます。

時間帯的にもご飯食べた後で、絶対にお腹すいていない時間でも、みんな聞いてきます。
お金がなくても、家に来てくれた人には「ようこそ来てくれました。ありがとう!」という気持ちを表してくれるので、本当に嬉しくなります。

しかし、感謝の気持ちを表して、お腹いっぱいだからと言って、断りましょう!
何度も聞いてきますが、何度も断ってくださいね。そのやり取りも一つの文化です。

このおもてなし精神と同時に恥じらいの文化もあるんです。相手が進めるままにお食事をいただくというのは、ちょっと恥ずかしいや図々しいと捉えることもあります。
本音と建て前のような文化が、少し日本に似ていますね。

家族や親戚の絆が強い


家族関係が、とても密です。フィリピン人も認める代表的なフィリピンの国民性です。
具体的には、一家の大黒柱は、生活面や金銭面など様々なサポートを行います。

日本でももちろん家族を大切にしますよね。でも家族というより親戚までもサポートします。

私の友人が、まさにそのポジションで、大変だねというと「フィリピンの文化」だし、親や兄弟をサポートすることは当然のことだと言っていました。
海外で働いたお給料のほとんどは、家族に送り、本人は最低限の生活ができるお金でやりくりしていました。
家族が旅行するお金を工面するために、自分の食費を削るぐらいです。

フィリピンの言葉で「Utang na loob(ウータン ナ ロオブ)」という言葉があります。直訳すると「内にある借金/借り」で、「恩義」という意味です。
フィリピンの大黒柱は、家族から一番教育や期待をかけられて育てられています。育ててもらったことへの恩義「Utang na loob(ウータン ナ ロオブ)」から、家族をサポートするのは当たりという考え方のようです。もちろんサポートをしたら、相手も恩義を感じます。「Utang na loob(ウータン ナ ロオブ)」の考えは、脈々と続いています。

友人も家族をサポートすることに対しては、大変だけど、不満ではないと言っていました。

お金を稼げる人が稼げない人を助けるというのは、フィリピンでは当然の考えなので、フィリピン人と結婚したら家族や親戚も含めて、サポートするということを頭に入れておいてくださいね。

きょーくす
フィリピン国内での賃金が安いことや就労機会が十分でないため、フィリピンの人口の1割にあたる1000万人以上が海外に働きに出ています。フィリピンでは、家族を養うために、海外での出稼ぎが一つの目標やステータスになっています。
出稼ぎ労働者からの送金は、国内総生産(GDP)の約1割を占め、国内の消費の大きな柱となっています。世界銀行によると、2018年のフィリピンにおける海外送金受領額は、インド、中国、メキシコに次ぐ世界4位の規模になっているという現状もあります。
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おしゃべりが好き


おしゃべり好きは、フィリピンの寮生活をしている時に感じました。
夜にご飯も食べ終わり、暇になると「chika chika tayo!」「Mag-usap tayo!」と誘われます。

どちらも「おしゃべりしよう!」という意味ですが、ちょっとニュアンスが違います。
chikaというのは、tsismisという「噂話」という意味のスラング、「mag-usap」は「話す」という意味です。

どんなおしゃべりかというと、大体が恋愛話がです。

フィリピンでは、男性から女性の告白するものです。女性から男性にというのは基本タブーとされています。
田舎町であればあるほど、女性から男性への告白タブーという文化は根強く残っています。

それだから恋愛ネタの噂話などで妄想するのかもしれません。この噂話は、結構大切な情報にもなるんです。
誰かに、「どんな人、どこ出身、誰か付き合っている人がいるか、どんな性格かなどなど」を聞くと誰かしら知っていますし、知らんければ情報を集めることもします。

探偵みたいですね。

私が昔フィリピン人の友人と大学寮で夜遅くまでフィリピンの歌「Bakit ngayon ka lang?」を歌っていたら、そのことも全く知らない人にまで知れ渡っていました。
良い噂も悪い噂も広がりやすいので、注意してくださいね。

私が大学時代に夜中まで歌っていた曲「Bakit ngayon ka lang?」この曲を聞くとフィリピンに行きたくなります。

人や物事に寛容


人にやさしく、何事にも寛容という点があります。
どんなところかというと「人前で誰かを怒らない」「何が起こっても、運命として受け入れる」ところがあります。

人前で相手を怒らない

人前で相手を怒り、相手の体面を傷つけるようなことはしません。逆に、人前で怒られることも嫌います。
人に対して、自分に対して、相手の体面を傷つけることをしません。

これについて、フィリピン人は、プライドの高いという方もいます。プライドが高いというとネガティブに聞こえるかもしれませんが、私から見たらフィリピン人は自分にとても自信があります。
自分の自撮りも大好きですし、「髪の毛切ったの?かわいいね~」というと自信満々でポーズを決めてくれます。とても自己肯定感が強いと感じます。

自信があるので、それを人前で否定されることを嫌うのです。あぁ、、、プライドが高いということですかね。。。

フィリピンの人は、相手にも寛容ですが、自分自身へも寛容なので、その点は忘れずにお付き合いしてくださいね。

何が起こっても、運命として受け入れる

これは、良くないことが起こった時に、よく使うフレーズがあります。
「Bahala na(バハラ ナ)」という表現で、「運命だから仕方ない」という意味です。

Bahalaは責任という意味ですが、「私の責任」→「私のさだめ」→「私の運命」のような感じで使われています。

あなたの運命や彼・彼女の運命という時は、以下のように言います。
Bahaka ka na(バハラ カ ナ).「あなたの運命」
Bahaka siya.(バハラ シャ)「彼・彼女の運命」

これを言って、どんな良くないことも、すべてを受け入れ、思い込まずに流すところがあります。
きっとこの言葉があるから、いつも笑顔で入れるのかもとも思います。

起こってしまったことは仕方がない、これが運命だったんだよと言い聞かせ、そこまで深く気にしないようなところは、真剣に悩む日本人は真似すると心が楽になるかもしれません。

時間にルーズ


待ち合わせの時間はあってないようなものです。
30分から1時間ぐらいの遅れて待ち合わせに来ることは普通です。
これをフィリピン人も、「フィリピノタイム(Pilipino time)」といいます。

時計を付けている人が多いのですが、時計の時間を見ると、みんなまちまちでこれには笑いました。数十分単位で違って、そもそも、、、、今何時なの?となります。
時計は、ファッションだったみたいです。^^

一方、絶対に待ち合わせに遅れないでよという時に、アメリカンタイム(American time)と言って、念押しします。
きっちり待ち合わせに来てねという意味になります。

正直、フィリピン人の全員が全員遅刻するという訳ではありません。全体的にそういう傾向にあるということです。ビジネスで外国人と働いているフィリピン人はアメリカンタイムであることが多いです。

ポイントは、フィリピン人と約束して30分や1時間待たされてもイライラせず、これが「フィリピノタイムか!」と笑い飛ばしてください。

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おわりに

いかがでしたか。

フィリピン人の陽気さや明るさは、何事もポジティブに捉え、小さいことは気にしない大らかなところから来ているのかもしれません。見習いたいですね。

私は日本では、きっちり物事をすすめたいタイプですが、フィリピンに行くと「まぁいいかぁ」とちょっと自分にも周りにも優しくなれます。
そんなフィリピン人が大らかなところもとても大好きです。

フィリピンに行った際、フィリピン人と友達になった際、フィリピンの国民性や特徴を理解し、是非ステキな関係を築いてもらえると嬉しいです。

私のここが好きフィリピンの第一弾「仲良し成功の鍵」でした。

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