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仕事と趣味を兼ねて、フィリピンのほとんどの地域を訪れました。
首都マニラや観光地として有名なセブ島では、「タクシー」がメインの移動手段です。
しかし、実はフィリピンは地域によって、乗り物は多種多様となっています。
今回は私がフィリピンで実際に乗った乗り物をまとめてみました。
これからフィリピン留学や旅行をされる方は、ぜひ参考にしてみてください。
フィリピン乗り物1. 電車(Train)
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MRT「Ayala Center」駅
まずは1つ目は電車!
電車の種類は「LRT(Light Rail Transit)」、「MRT(Metro Rail Transit)」、「PNR(Philippine National Railways)」という3種類あります。
しかし、電車に乗れるのはメトロマニラだけです。
実際に私も乗りましたが、5駅で20ペソ程度の運賃で、タクシーより安く移動できました。
ちなみに「MRT」は、マカティやオルティガスなどの主要ビジネス街を通っているため、通勤時には非常に混みます。
注意点にも記載しましたが、もし利用する場合は、スリには十分に気を付けてくださいね。
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チケット購入画面【MRTの駅】NORTH – QUEZON – KAMUNING – ARANETA – SANTOLAN ANNAPOLIS – ORTIGAS – SHAW – BONI – GUADALUPE – BUENDA – AYALA – MEGALLANES – TAFT
・各駅での乗り降りが多く、電車はとても混雑しています。
・スリが多いので、チャック付きのカバンに携帯電話やお財布はしまい、しっかり前で抱えて持ちましょう
・スリに合う可能性が高いので、外国人はあまり利用しません
フィリピン乗り物2. タクシー(Taxi)
フィリピンで一番旅行者・留学生が利用するのは、「タクシー」です。
フィリピンのタクシー中にも色々な種類があります。
「白タクシー」、「Grab Car」、「Grab Taxi」、「黄色いタクシー」ともっと細かくあるのですが、今回はこの4つにしておきます。
4つのタクシー料金は、
白タクシー
↓
Grab Car
↓
Grab Taxi
↓
黄色いタクシー
の順で高くなります。
そして、フィリピンのタクシーではぼったくりドライバーもいるため、以下の点に注意して、タクシーに乗車しましょう!
・Grabといえ、ぼったくりドライバー遭遇することがあります。
・白タクシーは、追加料金を請求することが多くあります。乗車したら、メーターをしっかり使ってくれているか確認しましょう。使ってくれないようでしたら、その場でおりましょう。
・高額紙幣で支払った場合、「おつりがない」と言われるときがあります。タクシーに乗車する前に、細かいお金を準備しましょう。
Grab(グラブ)ってなに?
タクシーの中に「Grab(グラブ)」というのがあります。
Grabは、スマートフォンを使ってタクシーを手配できる配車アプリです。
マニラ、セブ、ダバオ、バコロド、イロイロ、バギオ、クラークなどの地域で利用することができます。
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Grabを使えば、「目的地までかかる時間」と「料金」をあらかじめ確認することが可能です。
なので、メーターの交渉などもなくなるので、留学生・旅行者の味方です(笑)。
また、「Grab」は、乗車後にお客さんがドライバーさんを評価するシステムがあります。
乗車時に、ドライバーさんの評価を確認して、乗るかどうかを判断するのも良いです。
Grabアプリは事前にダウンロードしておきましょう!
・インターネット環境は必須のためSIMを現地で購入するか、ポケットWi-Fiを使用する必要があります。
・乗車時は必ず「車のナンバー」を確認しましょう。
・通勤ラッシュアワーやスコールの時間帯には、Grabがつまりにくいです。
・アプリのGPS(=位置認証システム)はONにしておきましょう。
・「Grab Car」は、アプリに表示される料金(確定料金)ですが、「Grab Taxi」はタクシーメーターに表示されている価格に手配料が追加されます。
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フィリピンの乗り物3. バス(Bus)
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バスは短距離移動・長距離移動の両方あります。
多くのフィリピン人や旅慣れした外国人が利用しています。
運賃がとても安く、決まった金額のみ支払えばよいので、旅慣れている方や英語や現地語が話せる方にはとても利用しやすい乗り物です。
私は長距離バスでマニラやクラークからバギオ・スービック・カランバなどの移動時に利用しました。
長距離バスでは、2つのパターンでお支払いをする形です。
・バスターミナルのチケット売り場でチケットを支払う
・乗車後にチケット売りの人に行き先を伝えてチケット代を支払う
また、バスの中に水・ピーナッツ・チッチャロン(豚の皮を油で揚げたもの)などの売りに来ます。
特にチッチャロンは、日本にはない食べ物ですので、挑戦してみるのも面白いと思います。
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長距離バスのチケット(料金103ペソ)
・バスの車内では、スリや盗難にあうこともあります。貴重品管理は自己責任ですので、気を付けましょう。
・降車場所がよくわからないようでしたら、車内にいる案内人にここで降ろしてほしいと伝えましょう。親切に教えてくれます。
フィリピン乗り物4. バン(Van)
ハイエースなどの車を利用した相乗りミニバスで、自分がおりたい場所で降ろしてくれます。
公共施設がまだ充実していないため、地方空港から街中へ行く際、バンがあるところが多いです。
私が実際に「バン」を利用したのは、
・バコロド空港から街中のホテルまで
・セブのSMから少し離れた場所に行く際に(GT Expressというバンを利用)
でした。
タクシーに比べて、相乗りなので、料金が安いのがおすすめです。
そしてジープニーと比べて、外気に触れないので、快適です。
もちろんタクシーを利用することも可能ですが、とても高いので、断然バンがオススメです。
・バンがギューギューになるぐらいお客さんと荷物を乗せます。
・ドライバーさんの横に座るとスペース的には快適ですが、エアコンが直撃します。
フィリピン乗り物5. ジープニー(Jeepney)
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フィリピンを代表するの乗り物「ジプニー」
ジプニーは、比較的どこでも乗降できるという利便性と運賃の安さから庶民の足となっています。
ジープニーが走るルートは決まっていて、分かるように行き先が車体に書かれています。
細かく書かれていないので、土地勘がない旅行者には、少しハードルが高いかもしれません。
距離によって運賃は異なり、運賃は運転手または車掌さんに支払います。
座席が遠い場合は、お客同士でお金を手渡ししていきます。お金を渡す際には、 「バーヤッド ポ(Bayad po!)」 と言って手渡しします。
支払うときも、お釣りをもらうときも、お客同士でバトンを渡すようにお金を手渡ししていきます。
降りるときは、マニラでは「パーラ ポ(Para po!)」、セブでは「ルガール ラン(Lugar lang!)」といいます。
慣れたルートでしたら、難しさを感じないと思います。
乗る際は、以下の注意点を理解して、利用してみてください。
・バックは前に抱えてしっかり持ち、スリなどに気を付けましょう。
・車内では、高価なアクセサリーやスマートホンをちらつかせるのはやめましょう。
・なるべく入口付近に座り、何かがあった時にすぐに逃げられるようにしておくと良いでしょう。
・観光客に限らず、スリ・強盗・事故などが多い乗り物でもある点を理解して、利用しましょう。
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ジープニーの座席
フィリピン乗り物6. トライシクル(Trycile)
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トライシクル
トライシクルは、バイクの横に人を乗せる荷台がある乗り物です。
私はドゥマゲッティやクラークでよく利用していましたね。
実は、バイクの横以外にドライバーさんの後ろに乗ることができます。
地域によって、何人乗れるかや初乗りの運賃が異なるので、トライシクルを乗る地域で相場を確認してから乗車しましょう。
ちなみに、私がいたドゥマゲッティはトライシクルがメインの移動手段でした。
4人乗れるように作られていて同じ方向であったらどんどん相乗りしていくスタイルです。
降りたいところで「Lugar lang(ルガール ラン)」「Diri lang(ディリ ラン)」と言って降ります。
日本と違い、フィリピンは一年中熱く、ちょっとの距離でも歩かない人が多いいです。
近距離でも気軽に利用できるトライシクルは、慣れている人にはとても便利な乗り物です。
距離によってもちろん運賃が違うため、観光客に慣れたドライバーさんは結構な金額を請求してきます。
相場をある程度知ってから、乗車しましょう!
使い慣れれば、とても便利ですので、ドライバーさんの交渉も楽しみながらしてみて下さい。
・人数によって金額異なります。
・英語を話せるドライバーさんが少なく、現地の言葉しか理解できない場合が多いです。身振り手振りで伝えてみましょう。
フィリピン乗り物7. ペディキャブ(Pedicab)
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トライシクルにとても似ていますが、一回り小さく自転車の横に荷台がついているのが「ペディキャブ」です。
自転車の速さですので、イントラムロスという観光地で、観光名所をトライシクルで回りました。
結構高い価格でしたが、暑い中汗だくで自転車をこいで、観光名所を案内してくれたので、もっと支払いたくなってしまったぐらいです。
インフラが整っていないフィリピンでは、台風の時は道路が冠水することがあります。
需要と共有でその時は価格もかなり上がりますが、冠水で車もバイクも動かないときに、このペディキャブは大活躍します。
基本的にペディキャブも価格交渉する必要があります。楽しく交渉してみてください。
・天候によってかなり価格が異なります。
・トライシクルよりさらに英語を話せるドライバーさんが少なく、現地の言葉しか理解できない場合が多いです。
フィリピン乗り物8. ハバル・ハバル(Habal-Habal)
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ハバル・ハバルとは、バイクタクシーです。
運賃は完全交渉です。基本的にはタクシーよりハバル・ハバルのほうが安いです。
しかし、観光客には相場以上の運賃を請求するのがスタンダードな乗り物なので、必ず交渉しましょう。
タクシーより高い金額でしたらも、ちろんタクシーを利用したほうがいいです。
私が、ハバル・ハバルを利用するときは、通勤ラッシュで待ち合わせがあり、なかなかタクシーが捕まらないときです。
バイクなので渋滞もすり抜け、短時間で目的地に行くことができます。
しかし、事故があった場合は大けがになり、しかも海外保険の適用がされません。
私は乗ってしまいますが、完全に自己責任となり、あまりお勧めはしません。
ドライバーさんが危ない運転をしているときは、もっとゆっくり走ってなどしっかり伝えましょう。
・観光客には高い運賃を請求することがあります。タクシーより高い場合は、利用をあきらめるなどしましょう。
・海外保険の適用とならないため、事故が起きた場合は完全に自己責任となる旨を理解しておきましょう。
・必ずヘルメットはしましょう。
・スピードを出す運転手には、ゆっくり走るように伝えましょう。
おわりに
いかがでしたか。
フィリピンには、今回紹介した乗り物以外にも様々な乗り物があります。
地域によって、メインとなる移動手段が異なってきます。
フィリピンのどの地域に行くのかが決まったら、どんな乗り物を使うのか下調べしておくとよいでしょう。
交渉する乗り物を利用する際は、現地の人や周りの人に相場を確認し、利用することがポイントですね。
フィリピンで楽しく過ごしてもらえれば嬉しいです。