フィリピンは日本と違って電車があまり発達していません。
フィリピンの市民の主な交通手段は、
・バス
・ジープニー
・電車
・トライシクル
・ペディキャブ
です。
留学している方や旅行客には、ハードルが高いと言われている電車ですが、注意すれば便利な交通手段です。
ということで、今回はフィリピンのマニラにある電車「LRT」の乗り方と注意点をご紹介します。
安全に利用して、マニラの電車「LRT」を上手に活用しましょう!
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マニラの電車の基本情報
まずは、マニラの電車に関しての基本情報です。
マニラには、3つの路線があります。
それぞれの路線を簡単に説明しますね。
①LRT(Light Rail Transit)
LRTは、Line1とLine2と2つの路線があります。
今回私が乗車したのは、LRTのLine1でこの路線はマニラ湾に沿って、南北にのびています。
ケソン市ルーズベルト駅からパサイ市バクララン駅までの約20キロメートルあります。
マニラ観光地巡りをする際は、このLRTのLine1に乗ることになります。
LRTのもう一つの路線、Line2は東西にのびている路線です。
LRT Line1のドロテオ・ホセ駅とLRT Line2のレクト駅は乗り換えが可能です。
路線図の色から、Line1をグリーンライン、Line2をブルーラインとも呼ばれています。
②MRT(Metro Rail Transit)
渋滞が当たり前のエドサ通りにそって、南北にのびている路線です。
マカティやオルティガスなどビジネスの中心地を通るため、多くの通勤客が利用しています。
MRTのタフト駅とLRT Line1のエドサ駅、MRTのアラネタ・センター・クバオ駅とLRT Line2のクバオ駅は、乗り換えが可能です。
③PNR(Philippine National Railways)
PNRは、フィリピン国有鉄道でマニラ首都圏と地方を結ぶ鉄道として北方線と南北線が開通しました。しかし、1991年のピナトゥボ山の大噴火で、それ以降北方線はほぼ廃線状態となっています。
南方線も事故や自然災害などで、運休中の区間があり、PNRの乗車を希望している場合は事前に下調べをしましょう。
電車「LRT」の乗り方
それでは、「LRT」の乗り方をご紹介します。
乗り方1:改札に向かいます
まず、ここで必ず注意してもらいたいのが、自分が行きたい駅に着くためのホームかをしっかり確認するということです。
フィリピンの駅は、改札に入ってからホームを行き来できるような連絡通路がないことが多いです。
まずは、自分が行きたい駅に着く方面に向かう駅の入り口かを確認しましょう。
乗り方2:チケットを購入する
チケットは、2種類あり、「Single Journey Ticket」と「beep card」です。
①Single Journey Ticket(1回乗車のみチケット)
チケットカウンターで、チケットを購入します。
窓口で行き先を伝え、お金を払うと「Single Journey Ticket」がもらえます。
このチケットを購入するのにとても時間がかかります。
実際に、セキュリティチェックをするまでに20分、その後チケットカウンターに並んで20分ぐらいで、合計40分ぐらいかかりました。
朝や夕方の通勤時間に利用する方は、かなり余裕を持っての乗車が必要です。
購入したチケットはこちら。
②beep card(チャージ式カード)
「beep card」は、LRT Line1、LRT Line2、MRTの駅だけでなく、バスのターミナルやショッピングモールでも購入することができます。
利用できる場所も電車、バス、地方のバス、飲食店、フェリーなど様々です。
「beep card」があれば、チケットカウンターでチケットを購入する必要がないので、比較的スムーズに改札へ入ることができます。
長期でフィリピン滞在する方は、「beep card」を購入した方が便利です。
乗り方3:乗車&車内
チケットを持って改札に入ります。
日本と同じで、改札にチケットをタッチすると中に入ることができます。
ホームの中は、チケット売り場と比べると空いていました。
電車が到着したら、日本と同じで降りる人が先でそのあと乗ります。
車内には、路線図があり、
大江戸線よりももう少し小さい車両でした。
スリなどに合わないために、バッグなどの貴重品は必ず前で持ちましょう。
乗り方4:下車
日本と同じですが、人が多く乗っているので、降りる駅に近づいたら出口近くに移動します。
出るときは、「Single Journey Ticket」を返却するため、差し込み口に入れます。
入場するときと違って、タッチではないので、注意してくださいね。
電車「LRT」に乗る際に注意したい3つポイント
最後に、「LRT」の乗るときに注意したいポイントです。
ポイント1:時間に余裕を持って乗車しよう
先ほどもお伝えしましたが、ホームに入るまでのとても時間がかかります。
1時間以上は、余裕を持って行きましょう。
想像以上に時間がかかります!
ポイント2:スリが多いので、カバンは前で抱えて持ちましょう
フィリピンでは、日本のように後ろポケットにお財布や携帯電話を入れること決してしません。
満員電車の中では、特に貴重品に注意して、持っているカバンは前でしっかり抱えましょう。
(写真では後ろの背負ったままの学生さんもいますが、、、、)
ポイント3:スーツケースなど大きな荷物の乗車は不向き
車内は、常に混んでいるので、スーツケースなどの大きな荷物は不向きです。
またエレベーターもないため、大きな荷物を自分自身で運ぶようになります。
空港からそのままスーツケースを持って移動を考えている場合は、タクシーやGrabなどを利用するといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
コロナ後にフィリピンで庶民の足「LRT」に乗ってみました。
円安ということで、できるだけ出費を抑えたいという思いもありました。
電車「LRT」に乗る際に注意したい4つポイントを抑えておけば、とてもコスパが良い交通手段です。
時間に余裕があり、タクシー代などの交通費を抑えたいときには利用してみるといいでしょう。
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