【2024.6月最新版】フィリピン入国に必要な「Philippine Travel Information System (eTravel)」と「オンライン税関申告」登録方法


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今回は、日本出国前に行うべきことフィリピン入国に必要な「Philippine Travel Information System (eTravel)」と「オンライン税関申告」登録方法をご紹介します!

2024年5月10日に今まで別々に登録していた「eTravel」と「オンライン税関申告」がまとめて登録できるようになりました。

私は以前より楽になったというのが登録してみての感想です!

最新版になっておりますので、これからフィリピン留学・フィリピン旅行へ行かれる方はぜひ参考にしてください。

「日本出国からフィリピン入国までの流れとその時に必要な書類」をまとめた記事もありますので参考にしてください。

「Philippine Travel Information System (eTravel)」登録はURL

【2023年体験談】日本出国からフィリピン入国までの流れと必要な書類~フィリピン親子留学・フィリピン観光

07/09/2022
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「eTravel」・「オンライン税関申告」について

まずは、「eTravel」・「オンライン税関申告」について説明していきます。
どんなものなのかをざっくり理解しましょう。

「eTravel」とは?


「eTravel」とは、フィリピン政府に対して渡航情報を事前に申告するウェブ上の登録フォームです。

フィリピン入国のためには「eTravel」に事前登録する必要があります。

「Philippine Travel Information System (eTravel)」にアクセスし、ウェブ上に必要事項を入力します。

eTravelでは、お金を要求されることやクレジットカード番号を要求されることは決してありません。

その際は、誤ったサイトですので、すぐに登録をやめましょう。

アクセスはこちらから↓↓
「Philippine Travel Information System (eTravel)」

15歳未満のお子様が単独でフィリピン渡航する際、携帯電話のアプリからですと年齢ではじかれることがあります。
その際は、アプリからではなくブラウザで開き、eTravelを登録しましょう!
15歳未満のeTravelのアカウント作成はこちらから

「オンライン税関申告」とは?

税関申告とは、国や地域の税関によって導入された制度で、国境を越えて物品を運ぶ際に、その物品や貨物に関する情報を税関に提供することを指します。

国内産業を保護するために関税を徴収したり、武器や爆発物の輸入がされないように国内の安全を確保したり、国や地域の法律で制限されているものの流れを規制することが目的です。

今まで紙での申告が、オンラインで申告するようになりました。

「eTravel」と「オンライン税関申告」の登録前に知っておくべきこと

「登録をしましょう!」と言っても、いつから入力できるのか、どんな情報が必要かを事前に知っておくと効率よくできますよね。

まずは登録前に知ってほしいことをご確認ください。

いつから登録できる?

フィリピンへのフライト出発時刻の72時間前から登録することができます。

ちなみに今回、5日前から登録することができましたので、早めの登録も可能です。

登録には、どのぐらい時間がかかる?

この記事を見ながら、必要な情報が書かれた書類が手元にある前提で、20分ぐいらいでは終わるでしょう。
ただ全て英語が書かれていて、1時間かかってしまったというお客様もいらっしゃいました。

「eTravel」と「オンライン税関申告」は、間違えても編集や再作成が何度でもできますので、その点はご安心ください!

登録のために用意しておくべき書類

以下2点をご準備ください。

①フライト情報
②パスポート

家族単位の登録ではありませんので、フィリピン入国する全員分の書類を用意しましょう。

そして登録は、一人ずつ行います。

ご家族の場合は、親御さんから登録を行なってください。

自分以外の家族の登録方法は?


ご家族でしたら代表者一人がアカウントを作成し、そこにご家族を追加して、「eTravel」と「オンライン税関申告」の登録を一人ずつ行います。

以前よりとても便利な仕様になっています!

以下流れとなります。

①ご家族代表1人のアカウント作成
②代表のアカウントにご家族のアカウントを追加(Add Family Memberで追加していきます)
③アカウント作成が完了したら、New Travel Declarationをクリックして、「eTravel」と「オンライン税関申告」の登録を一人ずつ行う

ちなみに「View/Manage QRCode」をクリックすると「eTravel」と「オンライン税関申告」の変更・修正が可能です。

登録を行った後に表示されるQRコードは、一人ひとり異なりますので、ダウンロードするかスクリーンショットして保存し、QRコード提示を求められた時にいつでも見せるようにしておきましょう!

登録完了後のQRコードはいつ発行される?


登録後すぐにQRコードが表示されます。

オフラインの状態でも提示できるようにQRコードは必ずスクリーンショットやデータでスマートホンに保存してください。

eTravelのQRコードはいつ使うの?

・日本出国時のチェックインカウンター
・フィリピンでの入国審査の時
・預け荷物を受け取り、税関を通過するとき
にQRコードを提示を求められることが多いです。

QRコードの提示は、利用する航空会社やフィリピンのどの空港を利用するかによっても対応が異なります。

いつ求められても提示できるようにオフラインでも開けるようにしておけば安心ですね!

eTravelの登録手順

それでは、実際の登録手順をご紹介します。

「Philippine Travel Information System (eTravel)」登録はこちらから

まずはアカウントを作成し、渡航情報を入力、その後オンライン税関申告の登録という流れになっています。


現在、サイトにアクセスすると、自動的にアプリケーションダウンロード案内画面が出てきます。

ダウンロード案内画面の右上にある 「三」をクリックし、次の画面の「Sing in」をクリックすればそのままeTravel登録の画面に作成できます

初めてアカウントする方は、「Create an account」既にアカウントをお持ちでし「Login」で登録を進めて下さい。

また、eTravelの登録項目に(optional)と記載がある場合は、入力しなくても先に進めます。

アカウントの作成


最初のページで「メールアドレス」を入力し、「Countinue」をクリックします。


初めてアカウントを作成する場合は、入力したメールアドレス宛に「ワンタイムパスワード」が届きます。
入力したメールアドレスに届いたワンタイムパスワードを入力し、「Countinue」をクリックします。


次にeTravelのアカウント用のパスワード設定をし、「Countinue」をクリックします。

パスワードは8文字以上であること
パスワードは「大文字」「小文字」を1文字以上含まれていること

Personal Information(個人情報)の登録

Take a selfie or upload image 自撮りまたは画像をアップロードする
PHILIPPINE PASSPORT HOLDER フィリピンパスポート保持者 
FOREIGN PASSPORT HOLDER 外国(日本)のパスポート保持者※日本の方はこちらをチェック
First Name 名前
Middle Name ミドルネーム  ※空白可
Last Name 苗字
Suffix サフィックス ※空白可
Sex 性別
Birth Date 誕生日
Mobile Number 誕生日
Citizenship 市民権(Japanese)
Country of Birth 出生国(Japan)
Passport Number パスポート番号
Passport Issued Country パスポート発行国(日本の場合はJapan)
Passport Issued Date パスポート発行日を選択(月/日/西暦)
Occupation 職業※生年月日によって非表示となる
-Agriculture(農業)
-Airline Crew(航空機乗組員)
-Clerical/Sales(事務/販売)
-Diplomat(外交官)
-Domestic Helper(家事手伝い)
-Entertainer(エンターテイナー)
-Housewife(専業主婦)
-Military/Government Personnel(軍/政府関係者)
-Professional/Technical/Administrative(専門職/技術職/管理職)
-Retired/Pensioner(退職者/年金受給者)
-Seaman(船員)
-Student/Minor(学生/未成年)
-Unemployed(無職)
-Worker/Laborer(労働者)

全てを入力し、「Next」をクリックし、次の画面に進みます。

Permanent Country of Residence(永住国の入力)

Country 永住国(日本の場合:Japan)
House No./Bldg./City/State/Province 永住している住所(英語で入力 例:123-4 Dougenzaka,Shibuya-ku,Tokyo)
Address Line 2 空白でも可能

日本在住の場合は、日本の住所を入力する。

全てを入力し、「Next」をクリックし、次の画面に進みます。

アカウントの登録内容確認

「Personal Information」と「Permanent Country of Residence」で登録した内容が表示されます。

登録内容に間違いないようでしたら「Submit」をクリックする。

修正が必要な場合は、「Previous」をクリックし、前のページに戻りましょう。

アカウントページの作成完了


アカウントの作成完了です。

アカウント登録から開始した場合は、管理ページの表示はなく、そのまま「Travel Registration(渡航情報の登録)」画面が表示されます。

アカウント作成だけ先にしておき、後日「Travel Registration(渡航情報の登録)」を行うこともできます。

後日「Travel Registration(渡航情報の登録)」を登録する際

「Philippine Travel Information System (eTravel)」にアクセスし、「メールアドレス」と「パスワード」を入力して管理画面に戻り、「Travel Registration(渡航情報の登録)」へ進みます。

New Travel Declaration(渡航情報の登録)


続いて、今回の渡航情報を入力します。

「New Travel Declaration」をクリックし、登録に進みます。

渡航情報の登録(Travel Registration)

Announcement(お知らせ)
You may only register within 72 hours prior to your arrival or departure in the Philippines. Travelers are enjoined to present their eTravel QR code to flight boarding.

登録はフィリピン到着または出発の72時間前までとさせていただきます。旅行者は搭乗の際に「eTravel」のQRコードを提示することが義務付けられています。

FOR ME(Current User) 自分(現在のユーザー)。アカウントを持っているご本人の登録はこちらを選択
FOR OTHER(Family Member) その他の方(ご家族)。アカウントを持っているご家族分の登録はこちらを選択
AIR 航空機で入国する場合はこちらを選択
SEA 船舶で入国する場合はこちらを選択
ARRIVAL / Entering the Philippines フィリピン入国時のeTravel登録はこちらを選択
DEPARTURE / Leaving the Philippines フィリピン出国時のeTravel登録はこちらを選択
※日本国籍の方が観光で入国した場合は登録不要

全てを入力し、「Continue」をクリックし、次の画面に進みます。

Travel Details・Flight Information(渡航詳細・フライト情報)

Travel Details-Philippiens Arrival(via AIR)

Purpose OF Travel フィリピンへの渡航目的 (観光や語学学校での留学の場合:Holiday/Pleasure/Vacation)
Traveller Type 渡航タイプ(AIRCRAFT PASSENGER)

Destination upon arrival in the Philippines

語学留学(学生寮)の場合「Residence」
観光の場合「Hotel/Resort」
乗継目的による入国の場合「Transit Via Airport」

を選択する

Residence

Same as Permanent Country of Residence
(永住国と同じ。ただし日本在住の場合はチェックできません。)

Residence Address 滞在先住所(英語で入力)

Hotel / Resort

Hotel,Resorts,Airbnb,Tourist destination,etc.
→滞在予定のホテル、リゾート、Airbnbなどの名称を入力。(こちらの項目は、次の検索ボックスで検索し、選択することで自動反映されます)

Please type in the search box to find information about hotels, resorts, Airbnbs, tourist destinations, etc.
→ホテル、リゾート、Airbnb、観光地などの情報を入力し、検索してください。

Transit Via Airport

Airport 乗継ぎで利用する空港
Country of Destination 渡航先の国

続いて、フライト情報を入力します。

Flight Information
Name of Airlinel 航空会社名
例)フィリピン航空(Philippine Airlines)
セブパシフィック航空(Cebu Pacific)等
Flight Number 航空機の便名
例)PR●●、5J●●●●等

Origin(出発に関する情報)

Country of Originl 出発国(日本の場合:Japan)
Airport of Origin 出発空港(成田空港:NRT,関西国際空港:KIX
Date of Departure 出国日(月/日/西暦)
Date of Return 帰国日(月/日/西暦)

Transit(経由便に関する情報)
With transit(Connecting Flight)?にチェックを入れると表示されます。

Country of Transit 経由国
Airport of Transit 経由空港
Date of Transit 経由日
「Transit」は、フィリピン以外の国で経由する場合に記入します。例えば、最終目的ちがセブであっても「マニラ」で入国審査の場合「Flight Information」及び「Destination」は、マニラ着に関する便で記載をします

Destination(目的地に関する情報)

Airport of Destination 目的地の空港
Date of Arrival 到着日

全て入力を終えたら、「Next」をクリックし、次の画面に進みます。

健康状態(HEALTH DECLARATION)

As of July 22, 2023, No Covid-19 test or Vaccination requirement when traveling to the Philippines.
2023年7月22日以降、フィリピンへの渡航時に新型コロナウイルスに関する検査及びワクチン接種証明書は必要ありません。

■Country(ies) worked, visited and transited in the last 30 days (optional)(過去30日間に働いた、訪れた、通過した国)
→ある場合のみ該当する国を選択

■Have you had any history of exposure to a person who is sick or known to have communicable/infectious disease in the past 30 days prior to travel?(渡航前の過去30日間に、伝染病、感染症にかかったことはありますか?または、かかっていることが分かっている人と接触したことはありますか?)
→該当しない場合は、「NO」を選択。

■Have you been sick in the past 30 days?(過去30日以内に病気になったか?)
→病気になっていない場合は、「NO」を選択。

「Yes」を選択した場合は、ご自身の症状を選択してください。

Symptoms(症状) Ageusia(味覚障害)
Altered Mental Status(異常な精神状態)
Anorexia(食欲不振)
Anosmia(臭覚障害)
Asthenia(無力症)
Coryza(鼻風邪)
Cough(咳)
Diarrhea(下痢)
Difficulty of Breathing(呼吸困難)
Dizziness(目眩)
Fatigue(倦怠感)
Fever(発熱)
Headache(頭痛)
Myalgia(筋肉痛)
Nausea(吐き気)
Rashes(発疹)
Sore throat(のどの痛み)
Vomiting(嘔吐)
Weakness(衰弱)

全て入力を終えたら、「Next」をクリックし、次の画面に進みます。

オンライン税関申告

2024年5月10日以降、オンライン税関申告は「eTravel」の中に含まれ、まとめて申告できるようになりました。



Baggage Declaration(手荷物の申告)

すべての人および手荷物は、いつでも検査の対象となる。(CMTA第222条および第223条)
・外国から輸入されるすべての物品(フィリピンから輸出された物品を含む)は、特に免除される場合を除き、関税および租税の対象となる(CMTA第104条)。
・10,000フィリピンペソ以下の物品を持ち込む旅行者は(CMTA第423条)、関税、消費税を支払う必要はない。
・すべてのフィリピン市民は、年に3回まで、個人の持ち物や家財道具を送ったり持ち込んだりする際に、合計価値が15万ペソ(PHP150,000.00)を超えない限り、関税及び税金の免除を受ける権利があります。ただし、その物品が商業的な量でないこと、または交換、販売、賃借を目的としたものでないことを条件とする。
・各旅行者は、関税および付加価値税が免除され、2リームのタバコ、または50本の葉巻、または250グラムのパイプ用タバコ、そして合計価値が10,000ペソ(PHP10,000.00)以下の酒2本までを持ち込む権利があります。
・関税対象商品を申告しない場合、旅行者は商品の総着地コストに基づいた関税と税金に加えて、商品の陸揚げ価格の30%の追加料金を支払う必要があります。CMTA第1404条)
・以下の商品は禁止されています。
1.ネガまたは映画フィルム、写真、版画、石版画、オブジェ、絵画、図面、その他わいせつな表現物、不道徳な性質を有する文書、または印刷物
2.フィリピン政府に対する反逆、反乱、暴動、扇動を擁護する資料
3.妊娠中絶器具
4.粗悪品または不当表示された食品または医薬品
5.偽造品(バッグ、靴など)
6.全部または一部が金、銀、その他の貴金属または合金で製造された商品で、刻印、ブランド、またはマークが金属または合金の実際の純度を示していないもの。



General Declaration(一般申告)

旅行者は、以下のいずれかを持ち込む場合に申告すること。
1.50,000ペソを超えるフィリピン通貨および/またはフィリピン通貨証書(小切手、銀行、手形など)
2.10,000米ドルを超える外貨および/または外国通貨、またはその等価物
3.賭博道具
4.個人で使用する量を超える化粧品、スキンケア製品、サプリメント、医薬品など
5.モルヒネ、マリファナ、アヘン、ケシ、合成麻薬などの危険ドラッグ
6.銃器、弾薬、爆発物
7.アルコールおよび/またはタバコ製品
8.食料品、果物、野菜、生きた動物(肉、卵など)、海産物、水産物、植物および/またはその製品および副産物
9.個人使用のための数量を超える携帯電話、携帯型無線機、無線通信機器、および同様の機器
10.火葬骨(遺灰)、人間の臓器または組織
11.宝石、金、貴金属、宝石類
12.上記以外の物品



Currency Declaration Reminder(通貨申告に関する注意)

フィリピンに現地通貨および外国通貨を持ち込み、またはフィリピンから持ち出す者は、以下の場合に限り、税関申告書を用いて全額を申告する必要がある:

A) フィリピンの法定通貨である紙幣、硬貨、小切手、為替手形、その他フィリピンで営業している銀行に対してペソで振り出された為替手形で、50,000PHPの限度額を超えるもの。

B) USD10,000の基準額を超える外貨およびその他の外貨建無記名式金融商品、または他の外貨での同等額

フィリピンの法定通貨である紙幣、硬貨、小切手、為替、その他の為替手形を50,000.00ペソを超える金額で国境を越えて送金する場合は、事前にBangko Sentral ng Pilipinas(BSP)の書面による承認が必要です。ただし、BSPは、以下の目的に限り、PHP50,000.00を超える現地通貨の海外送金を認めています。

a) 貨幣計数機の設定、テスト、校正
b) 貨幣学(貨幣の収集、研究)
c)(主に金融教育やセキュリティ対策を目的とした)通貨知識を高める目的、行為

未申告または虚偽の申告は、フィリピン共和国法10863号、すなわち税関の近代化及び関税法に基づき、フィリピン中央銀行の物理的な国境越え通貨およびその他の金融商品の輸送に関する規制に従い、通貨の没収や刑事訴追などの制裁を受ける可能性があります。

警告
旅行者または船員による、品物の没収や罰金の科定、および刑事訴追につながる違反事項があります。

1.CMTAの第118条および119条に基づく禁止または制限された商品の持ち込み;
2.CMTAの第117条に基づき、必要な輸入許可証を持たないで許容量を超える規制商品の持ち込み;
3.フィリピン刑法の第151条に基づく税関職員への暴行、抵抗、または服従;および
4.税関職員に対する虚偽または誤解を招く発言の行為。

上記の情報を読んで理解したことを確認した場合、続行してください。

お持ちの手荷物や通貨を申告する必要がありますか?

申告する手荷物や通貨がある場合は「Yes」、ない場合は「No」になります。
ここで「Yes」を選択すると、次の「Other Travel Details(その他渡航詳細)」の後に「For Customs-General Declaration」で申告するものを聞かれます。

その他渡航詳細(Other Travel Details)

Accompanied family members(同伴の家族)

Below 18 yrs. old 18歳未満
18 yrs. old and above 18歳以上

First time visiting Philippines? (フィリピンを訪れるのは初めてですか?)

Your last departure date from the Philippines フィリピンの最終出国日

No.of Baggage:(荷物の個数:)
※画像では、First time visiting Philippines? となっておりますが、間違えですね><

Checked-in(pcs) 受託手荷物(個)
Hand-carried(pcs) 手荷物(個)

全てを入力し、「Next」をクリックし、次の画面に進みます。

For Customs-General Declaration(一般申告)

申告する手荷物や通貨があるに「Yes」とした方のみ表示されます。
「No」の方は「Declaration Signature(申告の署名)」が表示されます。

Total Amount of goods purchased and/or acquired abroad?(海外で購入または取得した商品の総額)

Philippines Peso フィリピンペソ
US Dollar アメリカドル
Amount 総額

申告するものがあるかを回答する以下項目は、「Yes」か「No」をチェックします。

申告するものがあるに「Yes」を選択したので、表示されています。

いずれか1つが「Yes」とならないと、「Next」を押すことができません

Quantity 数量
Description 商品説明
Amount in USD 金額(米ドル)
1) Philippine Currency and/or any Philippine Monetary Instrument in excess of PhP 50,000.00; (i.e. Check, Bank, Draft , etc);
50,000ペソを超えるフィリピン通貨および/またはフィリピン通貨証書(小切手、銀行、手形など)

If YES, please submit the original copy of prior authorization from the Bangko Sentral ng Pilipinas at the Bureau of Customs Arrival Area.
もし「はい」の場合、到着エリアの税関にてフィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)の事前承認書の原本を提出してください。

2) Foreign Currency and/or Foreign Monetary Instrument in excess of USD 10,000.00 or its equivalent;
10,000米ドルを超える外貨および/または外国通貨、またはその等価物

If YES, please fill-out the Foreign Currency and Other Foreign Exchange-Denominated Bearer Monetary Instruments Declaration Form at the Bureau of Customs Arrival Area.
もし「はい」の場合、外貨(Foreign Currency)および、その他外貨建無記名式金融商品申告書(Other Foreign Exchange-Denominated Bearer Monetary Instruments Declaration Form)に必要事項を記入の上、到着エリアの税関にてご提出ください。

3) Gambling Paraphernalia;
賭博道具

If YES, please submit prior import permit/clearance from the Philippine Amusement and Gaming Corporation.
もし「はい」の場合、フィリピン娯楽ゲーミング公社(PAGCOR)の事前輸入許可証をご提出ください。

4) Cosmetics, skin care products, food supplements and medicines in excess of quantities for personal use;
個人で使用する量を超える化粧品、スキンケア製品、サプリメント、医薬品など

If YES, please submit prior important permit/clearance from the Food and Drug Administration.
もし「はい」の場合、事前に食品医薬品局(Food and Drug Administration)の重要な輸入許可証を提出してください。

5) Dangerous drugs such as morphine, marijuana, opium, poppies or synthetic drugs;
モルヒネ、マリファナ、アヘン、ケシ、合成麻薬などの危険ドラッグ

If YES, please submit import permit/clearance from the Philippine Drug Enforcement Agency.
もし「はい」の場合、フィリピン麻薬取締局からの輸入許可証を提出してください。

6) Firearms, ammunitions and explosives;
銃器、弾薬、爆発物

If YES, please submit the import permit/clearance from Firearms and Explosives Office, Philippine National Police.
もし「はい」の場合、フィリピン国家警察銃器・爆発物事務所の輸入許可証を提出してください。

7) Alcohol and/or tobacco products in commercial quantities;
アルコールおよび/またはタバコ製品
8) Foodstuff(s), fruit(s), vegetable(s), live animal(s) (i.e. meat,eggs etc.), marine and aquatic products(s), plant(s) and/or the product(s) and their by-product(s);
食料品、果物、野菜、生きた動物(肉、卵など)、海産物、水産物、植物および/またはその製品および副産物

If YES, please submit the import permit/clearance from the National Plant Quarantine Services/National Veterinary Quarantine Services.
もし「はい」の場合、国家植物検疫局/国家獣医検疫局の輸入許可証を提出してください。

9) Mobile phones, hand-held radios and similar gadgets in excess of quantities for personal use, and radio commumication equipments;
個人使用のための数量を超える携帯電話、携帯型無線機、無線通信機器、および同様の機器
10) Cremains (human ashes), human organs or tissues;

火葬骨(遺灰)、人間の臓器または組織

If YES, please submit the import permit/clearance from the National Plant Quarantine Services/National Veterinary Quarantine Services.
もし「はい」の場合、国家植物検疫局/国家獣医検疫局の輸入許可証を提出してください

11) Jewelry, gold, precious metals or gems
宝石、金、貴金属、宝石類
12) Other goods, not mentioned above;
上記以外の物品

If YES, please enumerate.
もし「はい」の場合、記載してください。

全てを入力し、「Next」をクリックし、次の画面に進みます。

Declaration Signature(申告の署名)



今まで記入した内容に問題ない場合は、署名し、「Next」をクリックし、次の画面に進みます。

申告がある場合は、申告するものの写真をアップロードして、署名をし、「Next」をクリックし、次の画面に進みます。

「Philippine Travel Information System (eTravel)」と「オンライン税関申告」の最終確認画面




登録内容に間違いないようでしたら「Submit」をクリック、「eTravel」の登録完です。

修正が必要な場合は、「Previous」をクリックし、前のページに戻りましょう。

登録完了後に表示されるQRコードの画像を保存

「eTravel」「オンライン税関申告」の登録完了後に表示されたQRコードをダウンロードまたは、スクリーンショットをして保存してください。

これで全て終了です!

まとめ

いかがでしたか。

「Philippine Travel Information System (eTravel)」と「オンライン税関申告」は全て英語のため少し難しく感じますが、フィリピンへのフライト出発時刻の72時間前を切ってから登録可能です。

十分時間はありますので、余裕を持って、準備していただければと思います。

この申請も、「One Health Pass」→「eARRIVAL CARD」→「eTravel」→「Philippine Travel Information System (eTravel)」→「eTravel」と「オンライン税関申告」のように入力するフォームが何度も、そして急に変更になっています。

渡航前近くになりましたら、在フィリピン日本国大使館の情報を再度ご確認することをおすすめします。

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