【インタビュー後編】中学生がひとりでフィリピン留学をしようと思った理由と留学後の変化【単身ジュニア留学】

2022年よりフィリピン特化の留学エージェント「きょーくす」をはじめました！

親目線で「子供ひとりの単身ジュニア留学」や「親子留学」をメインにフィリピンの語学学校を紹介しております。

もちろん大人の方へのフィリピン留学も紹介しております。お気軽にお問い合わせください！

前回は、「中学生ひとりでフィリピン留学」ママの決断と子供の変化についてママにインタビューしました。

【インタビュー前編】「中学生ひとりでフィリピン留学」ママの決断と子供の変化

25/10/2023

今回は、留学エージェント「きょーくす」から4週間「中学生ひとりでフィリピン留学」をしたご本人、ゆずちゃんにインタビューさせていただきました。

これからお子さんをひとりでフィリピン留学させよう思っている親御さん、留学してみたいと思っているお子さんは、是非参考にしてください。

まずはゆずちゃんの紹介です。

ゆずちゃん：向かって左

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19/04/2020

留学前：フィリピン留学をしようと思ったきっかけ

ーまず、フィリピン留学については、どこで知りましたか？

お友達のゆなちゃんが（＝「きょーくす」さんの娘」）がフィリピン留学をした話を聞いて、それで知りました。

フィリピン留学がどんなものかという細かいことは知りませんでした。

ーゆずちゃん自身がフィリピン留学をしたいと思ったきっかけを教えてください。

一番は、英語が話せるようになりたかったからです。

大人になったときに海外へ行ったり、旅行をしたり、留学したりしたいと思い、その第一歩としてフィリピン留学をしようと思いました。

ー中学生の段階で留学したいと思ったのは何か理由があるですか？

母が若い頃にいろいろな国に行った話を普段から聞いてとても楽しそうで、私もいろんな世界を見てみたいと思っていました。

あとは小学校の頃から続けていたバスケを辞めてしまったタイミングでもあったので、絶対に今の自分にとって良い経験や刺激になるだろうと思って、今行きたい！と強く思いました。

ー親御さんの意志ではなく、自分の意志でフィリピン留学に行きたいと思ったのは素晴らしいですね。それでは、留学先にフィリピンを選んだ決め手はありますか？

フィリピンは同じアジアで日本と近いし、最初の海外でハードルが高くないのでは？と思ったからです。

フィリピンと言えば観光地セブ島のイメージもあり、海があるのもいいな！と思いました。

そしてゆなちゃん（＝「きょーくす」さんの娘」）からフィリピンの人たちはとてもフレンドリーで、明るくて、なんでも褒めてくれるよと聞いていたので、その点もフィリピン留学したいと思った決め手です。

留学した場所は、海まで行くのに1時間ぐらいかかるカランバという場所で、セブではなかったんですが、、（笑）

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22/07/2023

ー留学に向けて、ゆずちゃんはどんなことを準備しましたか？

基本的な英語での挨拶とか、日本について聞かれた時の話題は考えておきました。
ちなみに韓国からの留学生と一緒に過ごすことが多かったのですが、とにかく日本のアニメが人気でした。
私もアニメが好きなので、この話をしている時は特に盛り上がりました。

あとは、留学に持っていく荷物の準備は自分でしました。

ー日本についての話題もしっかり準備していたんですね。偉いですね！
準備をしている中で、何か心配事や不安なことはありませんでしたか？

「飛行機にちゃんと乗れるのか」「食事が合うのか」「勉強についていけるのか」「友達ができるのか」「家族と4週間も離れて過ごすのは初めてだったので、ホームシックにならないかな」とか不安はありました。

フィリピンは日本より治安が悪いというのもどんな感じで治安が悪いんだろう？と少し心配はありました。

ただお友達も一緒だったので、そこまですごい心配はありませんでした。

ーお父さんやお母さんが一緒ではないので、ひとりで行くからこその心配もありますよね。
次に、そんな心配がある中での実際の留学生活について聞かせてください。

留学中：フィリピン留学中について教えてください

ーフィリピンは実際にどんな国でしたか？

日本と環境的には違うところが多く、驚きました。

例えば、
・舗装されていない道が多い
・ハエやヤモリが多い
・野良犬が多い
・子供も含めての物乞いがいる
・トイレットペーパーがトイレに流せない（トイレの横にあるゴミ箱に捨てる）
・車の間を通って、モノを売っている人がいる
・水道水が飲めない

フィリピンに行って、日本はすごく整っているんだなと感じたところです。

もちろんフィリピンの方がいいな！と思ったところもあります。

・私だけかもしれませんが、お菓子がおいしい
・人がフレンドリーで明るい
・先生も楽しそうに働いている
・知らない人にも積極的に話しかけてくる（お店の店員さんもフレンドリーに話しかけてきました）

日本との違いに驚きが多かったです。

ー確かに！日本という国のキレイさや便利さやフィリピン人の明るさは絶対に感じますよね。
それでは、留学した語学学校「LPU PLC」はどんな学校でしたか？

親子留学とジュニア留学の子が多く、大学生とかはほとんど見ませんでした。

韓国系の語学学校だったので、韓国からの留学生も多かったです。

日本語が話せるスタッフさん、先生、留学生たちがとてもフレンドリーで日本人は2人しかいませんでしたが、楽しく過ごせました。

大きな学校ではなかったので、アットホームな雰囲気でした。

語学学校「LPU PLC」の特徴、費用、コース紹介 – ジュニア単身留学の受け入れ実績豊富 | フィリピン留学

11/04/2023

とにかく朝が早かったです。


朝からお散歩して夜まで勉強しました。

1日のスケジュールはこんな感じです。

こんなに規則正しい夏休みを過ごしたのは初めてで、毎日忙しくて大変でした！



ースケジュールがみっちりですが、授業はどうでしたか。

とにかくあんなに勉強したのは初めてだったので、1週間目は頭がパンクしそうでした。
4週間やっていけるのかと不安になりました。

日本でも勉強する習慣もなかったので、このスケジュールに慣れるのに2週間ぐらいかかりました。

宿題も単語テストもあったので、とにかく勉強はすごい大変でした！

ーお疲れ様でした！ここの学校は朝から晩までみっちり授業なので、本当に大変だったと思います。学校の先生はどうでしたか？

とてもフレンドリーで、明るくて、なんでも褒めてくれるし、冗談も言ってくれる。

勉強は大変でしたが、先生がとても優しかったので、4週間頑張れたんだと思います。

なんとお菓子もくれるんですよ！＾＾日本の学校ではあり得ないので、すごく嬉しかったです。

ー授業が大変でも先生が良いと頑張れますね。授業が終わってからはどのように過ごしていましたか。

授業が終わってから遊ぼうなんていう体力が残っていなかったので、早く寝たいといった感じでした。

時々お友達のゆなちゃんとおしゃべりすることもあったのですが、同じ部屋の韓国の子も疲れているようで「眠たいから静かにして！」と注意されたりしました。（笑）

全然嫌な感じで言われた訳はなく、思ったことを主張している感じだったので韓国の子と仲が悪いとかではありませんよ。

はっきり言う韓国の子たちと接して、刺激は受けました。

ー食事についてはどうでしたか？

食事は、韓国料理が中心でときどきフィリピン料理が出ていました。

毎回キムチが出ていました。キムチ以外は韓国系ですがあまり辛い物が出なかったです。
辛い物が得意ではなかったのですが、キムチのおかげで辛い物が食べられるようになりました。

学校の校長先生が作ったトッボギも食べました。

フィリピン料理のパンシットは好きな味でとても美味しかったです。

バーベキューもやってくれました。


果物も南国ならではのマンゴー、マンゴスチン、スイカも出ました。

普通の食事以外にも
・早朝散歩で焼き立てのパンを食べたり
・学校の校長先生が揚げバナナを差し入れしてくれたり
・学校にあったココナッツの木が倒れたので、ココナッツの中にあるジュースやその中の白い実を食べたり

フィリピンならではのいろいろなものを食べました。

ー食に関しては大満足で、よかったです。
授業がない土日などの休日はどのように過ごしていましたか？

お休みの日は、朝の散歩がないので、8時までゆっくり寝ていました。

マニラ観光、海でバナナボートに乗ったり、ゴルフに行ったり、マッサージ行ったり、しゃぶしゃぶ食べ放題、SMショッピングモール、終わらなかった宿題をやっていました。

基本的にどこかへ遊びに行くときはジュニアキャンプに参加している留学生との団体行動で、個人でどこかに出かけるということはありませんでした。

そう考えると自分一人の時間はほとんどありませんでした。

平日は携帯電話を学校に没収されてしまうのですが、休日には携帯電話を返してもらえます。

土曜日の朝食後に携帯電話を渡されて、日曜日の20時にはオフィスへ戻します。

ただ休日に外出するときに携帯を持っていけないことが多かったので、休日でもほとんど使える時間がなかったですね。

ー留学中に大変だったことや辛かったこともあると思います。その点も教えてください！

施設面では日本と全然違、びっくりしました。

トイレットペーパーをトイレに流せないので、トイレの横に置いてあるゴミ箱に捨てます。

あとはお風呂もないですし、シャワーの水圧が弱かったので、日本の時より時間がかかりました。

勉強面では、勉強時間が多くて大変でしたが、特に文法を学ぶのが英語だったので、そこが一番苦労しました。

文法や単語はできるだけ日本で勉強してくればよかったと後悔しました。

ー大人の方でもトイレ事情は衝撃を受ける方が多くいますよ。逆に留学中に楽しかったことも教えてください！

同じ年くらいの韓国の留学生が多かったので、お友達になれたことです。

韓国の子たちの間でも日本のアニメが人気で、アニメの話をして交流を持てたのは楽しかったし、他の国の子とも仲良くなれるというのは自分の自信にもなりました。

あとは、なんといっても食事が美味しかった！！！これは最高でした。

お土産でお菓子やラーメンなどの食べ物をたくさん買って帰りました。

ー食べ物が合わないという方はよく聞くんですが、食事がそんなに合うってゆずちゃんらしいです。なんでも美味しく食べれるのはどの国でも生きていける証拠ですね。ゆずちゃんの強みですね！

留学後：フィリピン留学を終えて

ー4週間のフィリピン留学で英語力に変化はありましたか？

英語で話すときに自信をもって話すことができるようになりました。

そして、学校の授業でも先生が留学前は言っていることが分からなかったのですが、今では分かるようになりました。

フィリピンで1日20単語を覚えいたので、単語量が増えたのと単語を覚えるのが早くなったと思います。

ー英語以外で自分の中での何か変化はありましたか？

フィリピンで先生がたくさん褒めてくれたいり、韓国の留学生とも仲良くなれたので、自分に自信がつきました。

フィリピンという慣れない環境で、英語漬けの生活を4週間過ごしたのは将来のためのとても良い経験だったと思っています。

この留学で自分ではコミュニケーション能力も相当上がった気がします！

実はフィリピン留学行く前に小学校から続けていたバスケットボールを辞めてしまって、やりたいこともあまりなく、むしろ何もやりたくないといった感じでした。

留学を終えて、次の目標ややりたいことが見つかりました。

物事への考え方も変わったと思います。

今まで自分でもよくわからなかった、自分の意見や自分の気持ちもはっきりしました。

ー今何かやりたいことがあるんですか？

英語とは関係ないんですが、何か音楽がやりたいと思っています。

サックス、バイオリン、クラリネットあたりをやりたいなと思いますが、お金もかかるので親と相談です。。

フィリピンに行く前は何もやりたくないといった状態だったので、自分の中ではすごい変化だったと思っています！

ーとてもいい経験をしたんだなと今の話を聞いて感動しました。ありがとうございます！！
改めて、語学学校「LPU PLC」で特に良かった点を教えてください

良かった点はいくかあります。

・朝のウォーキングは起きるのが辛かったのですが、ウォーキングのおかげでその後の勉強に集中することができた
・規則正しい生活を送れたので、ちょっと瘦せられた
・携帯電話の使用は土日のみで、平日は携帯電話を没収され使うことができなかったので、メリハリがある生活ができた
・土日のアクティビティがあったので、いろいろなところに外出できて楽しかった
・夜の勉強がありましたが、ジョリビーのチキン（フィリピンで有名なファーストフード）やお菓子などの夜食があるのでそれも嬉しかった
・同い年の子たちが多かったので、一緒に話したり、遊んだりすることができた

日本での生活が始まって、留学中の勉強は本当に大変でしたが、フィリピンでの生活は楽しかったなと思うことがよくあります。

フィリピンにまた行きたいなという思いも「LPU PLC」で4週間大変な勉強をやりきれた、そして先生や他の留学生と仲良くなれたからだと思います。

自分頑張ったなぁ！偉い！と心の底から思います。＾＾

子供ひとりでフィリピン留学を考えている同年代の方へ

ーフィリピン留学前にやっておいた方がいいことはありましたか？

英語を勉強する時間があるなら、できる限り勉強してからフィリピンへ行ってください。

特に単語と文法は日本でやっておいた方がいいです。

文法を英語で教えてもらっている時、何言っているんだろう？と文法で使われる単語がそのものが分からなくて苦労しました。

ー最後にズバリ教えてください！子供ひとりでのフィリピン留学はおすすめですか。

はい、おすすめです！

親がいないから頑張ろうと思えるし、自分のことは自分でやらないと自立します。

日本では朝、親が起こしてくれたりしていたので、そういう日々の生活の中で親がやってくれていたことへ感謝の気持ちも芽生えました。

英語だけでなくて、人として成長するところが多かったと思います。

なので、勉強は大変ですが、フィリピン留学はおすすめです！

ーゆずちゃん、本当にいい経験をしたんだなと感じる素敵なインタビューありがとうございました。フィリピン留学の醍醐味である英語だけではない、心や価値観を刺激した留学であったと感じました。そして4週間の留学、本当にお疲れ様でした！

おわりに

いかがでしたか。

今回は、4週間「中学生ひとりでフィリピン留学」をしたゆずちゃんにインタビューさせてもらいました。

学校での英語学習は本当に大変だったんだろうと感じるのと同時に、それをやり切った自信、親がいない環境での4週間を無事に過ごせたことで大きく成長したことを感じるインタビューでした。

ゆずちゃんのフィリピン留学の経験は、ゆずちゃんの今までの価値観を大きく揺さぶるものだったんだろうと思います。

今後のゆずちゃんが本当に楽しみにです！

留学エージェント「きょーくす」では皆さんの留学をしっかりサポートします。
フィリピンでの「親子留学」「子供ひとりの単身ジュニア留学」「大人の方の留学」などお気軽にご相談ください。