2022年の夏、私は娘と姪っ子と3週間の親子留学をしました。
場所はフィリピンのクラーク(Clark)です。
南国フィリピンというイメージから、どこの場所にも海があると思われるかもしれませんが、クラークには海がありません。
せっかくフィリピンに来たので、「海を見にいこう!」ということで、週末を利用してスービック(Subic)へ行くことにしました。
「スービックってどこにあるの?」
「クラークからスービックってどうやって行くの?」
「現地のバスってどうやって乗るの?」
ということで、クラーク(ダウターミナル)からスービック(オロンガポ)まで現地バス「Victory Liner(ビクトリーライナー)」を使った行き方をみていきましょう。
今回は姪っ子と娘に加えて、フィリピン留学中に知り合った台湾人の友人の計4人での小旅行してきました!
クラークからスービックまでの行き方
スービックは、フィリピン最大の島「ルソン島」のサンバレス州にあり、首都マニラから北西へ約170kmのところに位置しています。
マニラからですと車で約3時間、クラークからですと車で約1時間で行くことができます。
ある程度の人数が集まればバンをチャーターして、行くこともできます。
私たちは、スービックまで安くて、便もたくさんあるビクトリーライナーという「現地のバス」を利用しました。
このバスを利用していくときは、「ダウ(Dau)バスターミナル発→オロンガポ(Olongapo)バスターミナル着」に乗車します。
ちなみにスービックについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をご参考にしてください。
【出発地】クラークのダウ(Dau)バスターミナル
ということでやってまいりました!
出発地クラークのダウ(Dau)バスターミナルです。
相変わらず、チップ狙いで私の荷物を持とうする方達が集まってきます。(笑)
ほぼバスターミナルに到着しているんですけどね…(笑)
チップの金額はその方の働きっぷりで、十分すぎる50ペソくらい渡してあげました。
フィリピンのバスターミナルはどの場所でも、水やお菓子や軽食が買える売店が軒を連ねています。
スービックですと1時間程度の移動ですが、他の都市行きのバスだと数時間の長時間移動が必要となります。なので、この売店で買っておくと良いですね。
ちなみに私は、塩っぱい食べたいなと思って、肉まんを購入。しかし甘めのお肉で、正直、味はイマイチでハズレ(笑)。
そんなこんなしているとバスの乗車時間に。
海外のバスは乗車方法が難しかったりするのですが、ビクトリーライナーのバスの乗り方はとても簡単です。
まず、制服を着ているビクトリーライナーの職員を探し、
・「Olongapo(オロンガポ)バスターミナル、Subic(スービック)」と行き先を伝える
・大きな荷物があればスーツケースを職員に預ける(バスの横にトランクに入れてくれます)
・バスに乗り、好きな席に座る
という流れで完了です。
バス運賃の支払いは、バスが発車してから職員へ料金のお支払いがあります。
後ほど、お支払いの流れは紹介しますね。
また、スービックの中でも特定の場所に行きたいと伝えると、その近くでバスを降ろしてくれるので、行きたい場所をしっかり伝えても良いかと思います。
実際にバス車内に乗るとこんな感じです。休日ではあるのですが、そこまで混んでいませんでした。
バスが出発する前には、バスの中へ水・ゆで卵・チッチャロン(豚の皮を揚げたもの)などを売りにくる人が乗ってきます。
バスの車内には、基本的に何もありません。
なのでよく日本にあるような
・Wi-Fi
・充電器
・トイレ
・飲食物
などはないため、バスターミナルの売店で飲食物を買ったり、携帯のバッテリーを持参したりがおすすめです。
また、車内はエアコンがかなりきいているので、上から羽織るものは持っていきましょう。
ビクトリーライナーの時刻表や運賃などの最新情報はこちら
Victory Linerのバスルートマップ
Victory Linerの運賃とスケジュール
バス運賃の支払方法
バスが発車してしばらくすると、車内にいるチケット売りの方がきます。支払いは現金支払いのみで、クレジットカード払いはできません。
降りたい場所「Olongapo(オロンガポ)バスターミナル、Subic(スービック)」を伝え、乗車料金(1人200ペソ)を支払い、あとは目的地に着くのを待つだけです。
大きな紙幣でもお釣りはしっかりくれるので、その辺は安心してください。
バスのチケットは、後で回収されることもありません。そのまま持ち帰りましょう。
クラークからスービックまでの車窓はのどかな景色が広がっています。緑の自然を見ると心が癒されますね。
【到着地】スービックのオロンガポ(Olongapo )バスターミナル
バスに乗車して1時間ぐらいすると、目的地のオロンガポバスターミナルに到着です。
バスが停車すると、乗客がぞろぞろと降りていくので、私たちも合わせて降車。
念の為、Googleマップで現在地をチェックし、オロンガポバスターミナルに到着したかどうかを見ていると安心。
もしも少し心配で、「本当にここがオロンガポ??」と心配に思ったら、ビクトリーライナーの職員に聞けば親切に教えてくれます。
基本何でも聞いたら教えてくれると思って、間違いないです。
番外編(スービックはGrabがない)
スービックは、クラーク・マニラ・セブのように配車アプリのGrab Taxiがありません。
移動は、ジープニー・トライシクル・電話で呼ぶタクシーです。
私たちは、オロンガポバスターミナルからホテルまでの移動はタクシーを利用しました。
高いのか安いのかわかりませんが、ビクトリーライナーの職員に紹介してもらいました。
車は綺麗ではありませんが、親切なドライバーさんでオロンガポについていろいろ教えてくれました。
ホテルからオロンガポのバスターミナルへ帰る際もその方にお願いしました。
ホテルで呼んでもらうタクシーよりは100ペソ安かったのと、オロンガポバスターミナルに行く途中にスービック内の観光地にも行ってくれたので、満足です。
私たちがスービックで滞在したホテルに関する記事はこちらです。
まとめ
いかがでしたか。
クラークらスービックまでの格安バス移動の体験談レポートでした。
現地のバスを使うのは、少しハードルが高いかなと思われがちですが、バスの料金は決まっていて、どこで降りたいのかを事前に伝えておけば、 バスの中で乗車チケットを売りにくるビクトリーライナーの職員さんが親切に教えてくれます。
ぜひこの記事を参考にクラークからスービックまで行く方は、ビクトリーライナーを使ってみてくださいね。