クラーク(経済特区)・アンヘレス市・マバラカット市へ行きたい方は、このバスを利用できます。本記事では、これ以降のクラーク・アンヘレス市・マバラカット市を「クラーク」という名称で統一します。
2022年の夏、私は娘と姪っ子とフィリピンのクラークにて親子留学をしました。
3人での渡航のため、移動費もかなり掛かってきます。
できるだけ安くマニラからクラークまで移動したいということで、現地のバスを使ってクラークまで行くことにしました。
現地でのバス移動だと、不安なことも多いですよね。
「マニラからクラークまでバスで安く行ける方法を知りたい。」
「できれば交通費を節約して、その分美味しいものや楽しい経験をしたい。」
「マニラ空港からクラーク行きのバスだと希望の時間がない。他に移動手段を知りたい。」
今回は、フィリピンの人が多く利用するビクトリーライナーを使って、マニラのパサイバスターミナルからクラーク近くのダウターミナルまでの行き方をご紹介します。
実際の体験談ですので、ぜひ参考にしてみてください。
クラークまでの行き方
まずはクラークの地理から行き方まで、さらっとおさらいしましょう。
クラークは、首都マニラから北へ90㎞にあります。
ルソン島の中部に位置するパンパンガ州に属し、アンヘレス市(Angeles)とマバラカット市(Mabalacat)の2都市に隣接する指定された経済特別区のことをいいます。
マニラからクラークまでは、車で約2時間ぐらいですが、マニラでの渋滞次第でもっと時間がかかります。
マニラからクラークまでの行き方は、色々ありますが、基本的には下記の4つ。
2.学校のピックアップを利用する⇒1人5,000ペソ(約12,500円 ※1ペソ=2.5円にて計算)
3.空港のクーポンタクシーを利用する⇒1台2,450ペソ(約6,125円 ※1ペソ=2.5円にて計算)
4.現地のバスを利用する⇒1人194ペソ(約485円 ※1ペソ=2.5円にて計算)
現地のバスだけ際立って料金が安い。
圧倒的に現地のバスを使った方が安いので、私たち親子は「4.現地バスを利用する」方法で行きました!
なので、現地バスでの費用抑えた行き方を紹介していきます。
ちなみにクラークについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。
【出発地】マニラのパサイ(Pasay)バスターミナル
まずは、マニラのパサイバスターミナルまでの行き方・バスへの乗車方法についてご紹介します。
マニラのパサイ(Pasay)バスターミナルへの行き方
私たちは、マニラのホテルに滞在し、そこからパサイバスターミナルへ向かいました。
マニラではタクシードライバーがメーターを使わず、価格交渉してくることが多いため、私はGrab Taxiを使って、パサイバスターミナルへ向かいました。
Grabのドライバーは、パサイバスターミナル内の乗客入口の前で下ろしてくれました。
写真にある「PASSENGER ENTRANCE」からバス乗り場へ入っていきます。
バスへの乗車と支払方法
ビクトリーライナーのバスに乗車するのはとても簡単です!
制服を着ているビクトリーライナー職員を探し、「Pampanga(パンパンガ), Dau bus terminal(ダウバスターミナル)」と伝えれば、どのバスに乗ればいいかを教えてくれます。
・バス職員に行き先を伝える
・スーツケースをバス職員に預ける
・バスの乗り、好きな席に座る
以上で完了です。
スーツケースなどの大きな荷物は、制服を着ているビクトリーライナー職員に渡せば、バスのトランクに入れてくれます。
荷物を預けたら、バスに乗り、好きな席に座りましょう!
実際にバス車内に乗るとこんな感じです。
朝早い時間だったからか、空いていて快適でした。
前の座席とのスペースですが、大体20センチぐらいでした。
席もかなり空いていたのと、リクライニングが結構倒せるので、写真ほど狭くは感じませんでした。
ちなみに車内には
Wi-Fiも
充電器も
トイレも
何もありません。
早朝だというのに、タガログ語のドラマが大音量で流れていました。(笑)
フィリピン現地のバスあるあるですが、私はこういうのにフィリピンを感じますね。
寝たい方には辛いかもしれませんが。。。
そして支払いは、車内で現金支払いです。
バスが発車してしばらくすると、車内にいるチケット売りの方がきます。
降りたい場所「Pampanga,Dau terminal」を伝え、乗車料金(1人194ペソ)を支払い後は目的地に着くのを待つだけです。
ちなみにバスのチケットは、後で回収されることもありません。そのまま持ち帰りましょう。
【到着地】クラークのダウ(Dau)ターミナル
2時間ぐらいすると、目的地のダウターミナルに到着です。
ビクトリーライナーの職員が「ダウ!ダウ!」と大声で伝えてくれます。
ダウより先の目的地へ行く人も、トイレ休憩や食べ物を購入するために大体の人がバスを降ります。
もしも「本当にここがダウ??」と心配に思ったら、ビクトリーライナーの職員に聞けば親切に教えてくれますよ。
まとめ
マニラからクラークまでの格安バス移動の体験談レポートでした。
ダウターミナルに到着して、スーツケースを持っていると荷物運びをして、お金をもらうポーターさんが寄ってきます。
すごい勢いで荷物を希望の場所に運んでくれるのですが、もちろん無料ではありません。
荷物を運んでもらったら、彼らにチップを渡さないと求めてきます。
私は大きいスーツケースだったので、1人50ペソあげましたが、十分喜んでくれました。
ぜひ、マニラからクラークへ安く移動を検討されている方は、参考にしてみてくださいね。
フィリピンチップ事情に関して、下記へ詳しくまとめました。