【2025年最新版】フィリピンの大学進学ガイド|教育システムから入学条件・費用・メリットまで徹底解説


子どもたちに新たな価値観や自分らしく好きな世界へ羽ばたく心を全力で応援したい!

2022年よりフィリピン特化で親子留学やジュニア留学に強い留学エージェント「YouShare」をはじめました。

親目線で「小学生・中学生・高校生の子供ひとりの単身ジュニア留学」や「親子留学」をメインにフィリピンの語学学校を紹介しております。

もちろん大人の方「大学生」「社会人」「シニア」のフィリピン留学も紹介しております。

=================================

近年、フィリピンの大学で学ぶ日本人学生が増えています。

フィリピンは、英語を公用語とする多文化社会でありながら、学費や生活費が比較的リーズナブルで、英語力を身につけながら自分が学びたいことが学べることで注目されています。

国際的な視野を広げながら、将来のキャリアに直結するスキルや経験を積む絶好の機会です。

しかし、「どうやってフィリピンの大学に入学すればいいのかわからない!」と悩む人も多いのではないでしょうか?

大学選びから必要な手続き、ビザ申請、現地での生活準備まで、不安や疑問がつきものです。

この記事では、フィリピンの大学に入学するために必要なことをわかりやすく解説し、フィリピンへの大学進学が選択肢の一つになるようにまとめました。

この記事を参考にして、あなたの夢に向かって第一歩を踏み出しましょう!

\LINEでフィリピン留学の相談しませんか?/

“1,000人を超える”フィリピン留学希望者へカウンセリング経験のあるYouShareのきょーくすがお答えします!

「エージェント選びで困っている」
「子供をフィリピン留学させたい」
「フィリピンでの親子留学は、どの語学学校がオススメ?」
「今すぐフィリピン留学したいので、具体的な質問をしたい」

フィリピンが好きだからこそ、“留学を通してフィリピンを知ってほしい”という思いから始めたので、無理なご提案は決してしません。
大手留学エージェントで働いていたからこそわかる、フィリピン留学の良い面も悪い面も全て正直にお伝えします。

Zoom面談やLINE相談も行っております。お気軽にお問い合わせください。


フィリピンの教育システム

まずはフィリピンの教育システムから見ていきましょう。

以前は小学校から中学校まで10年間の教育制度でしたが、2013年に導入された「K-12教育」で幼稚園から12年生(高校3年生)までの教育制度が導入されました。

フィリピンの義務教育の範囲
・幼稚園 (Kindergarten): 1年(5歳児向け)
・初等教育 (Elementary Education): 6年(1年生~6年生、6歳~12歳)
・中等教育 (Secondary Education): 6年
 ージュニアハイスクール (Junior High School): 4年(7年生~10年生、13歳~16歳)
 ーシニアハイスクール (Senior High School): 2年(11年生~12年生、17歳~18歳)

日本では義務教育は小学校1年生(6歳)から中学3年生(15歳)までで、幼稚園(3~5歳)は義務教育ではありません。
一方、フィリピンでは5歳からの幼稚園が義務教育に含まれるため、日本よりも早い段階から教育が始まるのが特徴ですね。

また中等教育のジュニアハイスクールとシニアハイスクールに分かれていて、シニアハイスクールでは学生が自分の興味がある分野を選択します。

・アカデミックトラック: 大学進学を目指す学生向け。文系、理系、工学、ビジネスなどに特化
・技術職業トラック (TVL): 技術や職業訓練に重点を置く
・スポーツトラック: 体育やスポーツの専門教育
・芸術とデザイントラック: 創造的分野に特化

日本と同様にフィリピンもシニアハイスクール(高校)卒業後に大学に行くかどうかは個人の選択によるというのは共通していますね

フィリピンの大学の基本情報

続いてはフィリピンの大学に関する基本情報です。

欧米の大学進学より公用語の一つが英語でありながら、フィリピンは日本からも近く、費用も抑えられるので、海外の大学進学を考えている方には選択肢の一つになると思います。

一般的なフィリピンの大学についての説明をしていますが、大学によって異なるため、興味がある大学を見つけたら、しっかり調べて入学へ向けて準備をしてください!

入学時期

フィリピンでは、多くの大学がアメリカ式の2学期制(セメスター制)を採用しており、新学年は第一学期の開始とともにスタートします。
ただし、一部の大学では3学期制(トライメスター制)を採用しており、その場合、入学時期は年間を通して複数回設けられることがあります。
学校によって異なりますので、興味がある学校が見つかったら、学校のサイトで調べたり問い合わせをしたりしましょう。

(1)1学期(入学): 8月~12月
(2)2学期: 1月〜5月
(3)夏学期(短期):6〜7月(または4月~5月)
→少人数での補講や集中プログラムを通して、主に単位取得を目的とする学生向け(新入生は対象外、大学によって開催有無あり)

カリキュラムの特徴

フィリピンの大学は、1年目と2年目は「GE(General Education)科目」と呼ばれる一般教養科目(英語、数学、自然科学など)を履修し、基礎学力を養います。

そして3年目以降は、選択肢が学部や学科に応じた専門的な科目が中心となります。

またフィリピンの大学では、ビジネス、観光学、IT、教育学、工学などの学部では、卒業要件としてインターンシップが課されています。
インターンシップの期間は、学部や大学によって異なりますが、一般的には200〜600時間程度が求められることが多いです。

・短期インターンシップ: 数週間から数ヶ月
・長期インターンシップ: 6ヶ月以上(学科やカリキュラムによる)

教室で学んだことを実際の職場で応用する機会やインターンシップを通じて企業の関係者とつながる人脈となったり、インターンシップ終了後に企業から正式な採用オファーを受けるケースもあります。

フィリピンの大学は国際的な単位互換制度(例:ECTS)に対応している場合が多く、フィリピンの大学から他の国の大学進学や就職がスムーズになる点も留学生にとって利便性が高いといえます。

フィリピンの大学のメリット4選


フィリピンの大学で学ぶことのメリットを見ていきましょう。

1.英語を学ぶ環境がある

フィリピンでは、英語が公用語の一つであり、大学の授業や日常生活の多くが英語で行われます。大学の授業では英語が必須となるため、ランクが高い大学では入学条件として一定の英語力が必須となります。それと同時にフィリピンの大学では英語力を伸ばす環境があるともいえます。授業だけでなく、地元の学生や教授との会話、インターンシップ、アルバイトなどを通じて実践的な英語力を鍛えることができるのも魅力の一つです。

2.手頃な費用で質の高い英語教育

英語圏の留学先(アメリカ、イギリスなど)に比べ、学費や生活費が格段に安く、コストパフォーマンスが良いです。
特に語学学校と連携している大学も多く、英語力に自信がない場合でもスムーズに大学生活を始められます。

フィリピンのどの地域の大学に留学するか、また学部によって異なりますが、フィリピンの首都マニラにある大学に進学した場合の相場です。
フィリピンの中でもマニラの大学ですので、高くなっています。
国立(フィリピン大学ディリマン校:University of the Philippines Diliman)の場合は1年間で60万円〜90万円、私立の場合は年間で110万円~200万円前後が相場となっています。
※学費だけではなく、寮費や食費などの現地での生活費もいれた費用です。

3.多国籍な環境

フィリピンでは多くの大学が外国人留学生を積極的に受け入れていて、アジアや中東、ヨーロッパなど世界中から留学生が集まっています。

この国際的な環境で学ぶことで、英語力だけでなく、異文化理解や多国籍の人々とのコミュニケーション能力を養うことができます。

4.新たな価値観に気づける

日本では当たり前だと考えられている社会福祉やインフラが、必ずしも全世界で当たり前ではないことを、フィリピンでの生活を通じて実感するでしょう。
一方で、物質的に恵まれていなくても幸せを感じることができるフィリピンの人々の姿からは、豊かさや幸福の本質について考えさせられる場面も多くあります。
この対照的な気づきは、自分の価値観を見直し、真の幸せとは何かを深く考えるきっかけになるでしょう。

フィリピンの大学の選び方

どの大学がいいのかと探すのが難しいですよね。
そんな時に参考になるのがフィリピン大学ランキングです。

以下のようなランキングサイトを参考に興味がある学校を調べるのも一つの方法です。

QSランキング(QS World University Rankings)

QSランキングのアジアランキングに絞ると日本の大学と比較しながら探すことができます。
QS Asia University Rankings 2025

QSランキングは、以下の6つの主要指標に基づいて、多面的な評価を行うため、大学の全体的なパフォーマンスを測るのに適しています。

・学術的評価(40%):学者からのアンケート調査による評価
・雇用者の評判(10%):企業や雇用主が卒業生をどれだけ評価している
・教員1人あたりの学生数(20%):教育の質を間接的に測定
・研究の引用数(20%):研究成果がどれだけ影響力を持つかを示す
・国際的な教員比率(5%)と学生比率(5%):国際化の指標

Times Higher Education(THE)

Times Higher Educationで国をPhilippinesと選択すると、フィリピン大学が表示されます。
Times Higher Education(Philippines)

Times Higher Educationは、学術的な実績や教育の質、研究成果を重視している点で、多くの大学関係者や留学希望者にとって有用な基準とされています。
以下の評価指標に基づいて評価されています。

・教育(30%):教育環境や学習環境を評価。
・研究(30%):研究の量、収益、評判を測定
・論文引用数(30%):研究の影響力(学術的な質)
・国際性(7.5%):国際的な教員・学生の割合、国際的な協力
・産業収益(2.5%):産業界からの収益、知識移転の能力

フィリピンの大学への入学条件・必要書類

フィリピンの大学への入学条件は、学校や専攻によって異なりますが、一般的には以下が求められます。

入学条件

①高校卒業証明書
高校を卒業していることが基本的な条件です。
特定の大学や学部によっては、GPAの基準が設定される場合もあります。

②英語能力証明(English Proficiency Test)
フィリピンの授業は基本的に英語で行われるため、英語力を証明する必要があります。
こちらも学校や学部によって異なりますが、一般的に以下のスコアを要求されています。

IELTS(通常5.5~6.0以上)
TOEFL(iBTで61~80以上)

また、一部の大学では、一定期間語学学校に通ってい証明書や日本人向けの留学プログラムに参加することによって、英語力テストが免除される場合もあります。

③入学試験または面接(Entrance Exam/Interview)
一部の大学では、留学生に対しても入学試験あるいは面接があります。
オンラインでの面接や試験も可能な大学が多くあるので、入学希望の大学に事前に確認しましょう。

必要書類

①高校卒業証明書(英文翻訳付き)
英語で発行されていない場合は翻訳が必要です。
学校または公的機関の認証が必要な場合もあります。

②成績証明書
高校の成績証明書の英訳版が必要です。
学校の印や署名が必要となります。

③英語力証明
IELTSやTOEFLなどのスコアシートのコピー

④その他
・エッセイまたは志望動機:自分の目標や大学で学びたいことを書く
・推薦状:高校の教師やアドバイザーからの推薦状が求められる場合がある
・健康診断証明書:大学が指定した医師が発行した健康診断書および標準サイズの胸部レントゲン写真。
・パスポートのコピー:パスポートの有効期限が6ヶ月以上必要
・銀行残高証明証:留学費用が支払えることを証明

出願スケジュール


地域、エリア、大学によって出願受付時期や試験日が大きく異なります。
早い大学では、入学希望年の前年9月に出願受付がスタートします。

第1期(入学)通常の出願期間(8月入学)

出願受付開始:前年の9月〜
出願締切:入学年の1月〜4月
結果通知:出願後1〜2ヶ月以内
入学手続き&ビザ申請:2月〜5月

第2期の出願期間(1月入学)

出願受付開始:入学年の5月〜
出願締切:8月〜9月
結果通知:出願後1〜2ヶ月以内
入学手続き&ビザ申請:8月〜10月

入学が決まったら、学生ビザ取得となります。

学生ビザを申請するには大学側からの入学許可証が必要なため、スケジュールには余裕を持って準備しましょう。

まとめ

いかがでしたか。

フィリピンの大学への進学は、日本とは異なる教育制度や入学手続きのため、事前確認や準備が非常に重要です。

フィリピンの大学で学ぶことは、国際的な環境で学びたい方や英語力を伸ばしたい方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
特に、費用の面でのメリットや、多国籍な学びの場が提供する成長の機会は、他国にない利点といえます。

フィリピンの大学進学を検討している方は、ぜひこの記事を参考に、第一歩を踏み出してください!

フィリピンの大学へ入学するための英語力アップにはフィリピン留学が効率的です。

「フィリピン正規留学」「フィリピン留学」に関するお問い合わせは以下LINEよりお気軽にご連絡ください。

\LINEでフィリピン留学の相談しませんか?/

“1,000人を超える”フィリピン留学希望者へカウンセリング経験のあるYouShareのきょーくすがお答えします!

「エージェント選びで困っている」
「子供をフィリピン留学させたい」
「フィリピンでの親子留学は、どの語学学校がオススメ?」
「今すぐフィリピン留学したいので、具体的な質問をしたい」

フィリピンが好きだからこそ、“留学を通してフィリピンを知ってほしい”という思いから始めたので、無理なご提案は決してしません。
大手留学エージェントで働いていたからこそわかる、フィリピン留学の良い面も悪い面も全て正直にお伝えします。

Zoom面談やLINE相談も行っております。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら!