2022年の冬に5年ぶりにフィリピンのドゥマゲッティを訪れ、1週間ほど滞在。
ドゥマゲッティ在住のフィリピン人の友達といろいろな観光地やお店を巡りました。
やっぱり良いところが多い街で、以前と比べて、レストラン、カフェ、ホテルが増えて、海沿いの田舎町が少しづつ都市化しているのを感じました。
フィリピンで有名な観光地セブから飛行機で25分ととても近いドゥマゲティ。
フィリピンでは有名な学園都市で、海に面していてダイビングスポットが多くある観光地としても有名です。
とはいっても、初めて訪れて、ドゥマゲッティに詳しい友達もいないとどこに行ったらわからないですよね。
そこで、今回はフィリピンのドゥマゲッティで絶対に行ってほしい観光おすすめスポット・カフェ・レストランをまとめてみました。
ボリバード(Rizal Boulevard)を散策しよう
ドゥマゲッティの海岸線にそって南北に延びている大通り。
このボリバードに沿って、レストラン・バー・カフェが多く、賑わっています。
そんなボリバードにある観光スポットをご紹介します。
ドゥマゲッティの看板
ボリバードには、ドゥマゲッティの看板があります。
この看板と一緒に撮れば、「ドゥマゲッティ」に来た感はありますよね。
観光客はこのドゥマゲッティの看板の前で写真を撮って、ドゥマゲッティ訪問記念にフォトゾーンとなっています。
ちなみに、フィリピンではどの観光地にもこのような看板があります。
Philippinesの「P」がなくなっているところも、フィリピンらしいですね。
屋台・ナイトマーケット
ボリバードには夜になると屋台が出ます。
屋台では、フィリピン風の天ぷら、バロット(孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵)が売られていて、たくさんの人で賑わっています。
また、クリスマスシーズンになるとナイトマーケットが開催され、さらにボリバードが華やかになります。
洋服、サンダル、ドゥマゲッティのお土産などが売られていたり、
バーベキューが食べれたり、
150ペソで野外の全身マッサージが受けられたり、
バレーボールを楽しんでいたりと活気あふれる雰囲気を味わえるます。
ちなみに私はこのマッサージが気に入り、毎晩マッサージを受けに行ったのですが、連続はあまり良くないと言われ3日目には断られました(笑)。
勤務年数12年のベテランマッサージ師がいたり、整体を無料でやってくれる方がいたり、とマッサージを通してフィリピンの人たちと触れ合うことができるのも「このボリバードならでは」です。
ドゥマゲッティの街中でお手軽観光をしよう
続いては、ドゥマゲッティの街中にある気軽に行けるスポットを紹介します。街中にも徒歩圏内で行けるような見どころもあります。
ベルタワー(Bell Tower)
1970年代にミンダナオ島からきたモロ族の海賊が奴隷を求めて、ドゥマゲッティを通るときに地元市民への鐘楼として使われていました。
ベルタワーはサンゴの石でできており、ビサヤでは最古の鐘楼と言われています。
ベルタワーは、もう1つの観光スポット「セント・キャサリン・オブ・アレクサンドリア大聖堂」の隣あり、今でも多くの市民がロウソクに火を灯し、祈りを捧げている市民を見ることができます。
セント・キャサリン・オブ・アレクサンドリア大聖堂 (St. Catherine Of Alexandria Cathedral)
セント・キャサリン・オブ・アレクサンドリア大聖堂は、ベルタワーの横に位置しているドゥマゲッティ大聖堂として知られています。
ドゥマゲッティのローマカトリック教区の本拠地であり、1776年に建てられ、ネグロス島では最古の石造りの教会です。
誰でも教会の中に入ることができ、教会の中を神聖な雰囲気を感じることができるでしょう。
私が行ったときは、ちょうどお祈りの時間で圧倒されて中には入らずでした。。。
ケソンパーク(Quezon Park)
ベルタワーとセント・キャサリン・オブ・アレクサンドリア大聖堂の前に位置する「ケソンパーク」。フィリピンの第二代大統領の名前にちなんで名付けられたようです。
ボリバードから徒歩で数分のところにあり、街中にある公園で、子供からお年寄りまで見かけることができます。
学生達がダンスの練習をしたり、クリスマス時期にはイルミネーションがとても綺麗な公園です。
謎の行進をしている学生がいたけど、あれはなんだったのだろう。。。
シリマン大学(Silliman university)
ドゥマゲッティといえば、、、そうです!100年以上の歴史を持つ「シリマン大学(Silliman university)」です!
ドゥマゲッティは学園都市と知られ、若者が多い街でもあります。と言いますのもこのシリマン大学は、学生が9,000人を超えるマンモス大学なのです。
ただマンモス大学なのではなく、フィリピン国内に5校しかない最高教育機関認定を受けた名門大学として多くの優秀な学生を集めています。
2014年にはフィリピンでは唯一、そしてアジアでは2校しか選ばれていない、世界で最も美しいクリスチャンの大学に選ばれているんです。
門をくぐると緑の芝生と白い建物が広がる大学です。
シリマン大学はガイドを付けなければ無料で入れるので、学生の活気を感じるのも良いかと思います。
ちなみにシリマン大学は留学生も多く受け入れていて、実際に私もシリマン大学に留学していました。
ドゥマゲッティでカフェ巡り
ドゥマゲッティには、スターバックスやボスコーヒーなどのチェーン店もありますが、それ以外にもおしゃれなカフェがたくさんあります。
コンパクトな街中にカフェが点在しているので、カフェ巡りにもおすすめの街です。
サンズ・リバル(Sans Rival)
ボリバードにある「サンズ・リバル(Sans Rival)」。
マニラやセブにも進出している人気カフェ。なんとドゥマゲッティが発祥の地で、ドゥマゲッティだけで3店舗あります。
サンズ・リバル(ビストロ)の店内は、スペイン風に統一されています。
長居しやすい雰囲気もあり、居心地はとても良いです。
サンズ・リバルが有名になったのは、シルバナスというバターたっぷりのクッキーです。写真では丸いピンク色のクッキー(いちご味)です。
シルバナスの味は、「バター・チョコレート・イチゴ・パンダン・ウベ」があります。
1枚22ペソ〜25ペソで、これはドゥマゲッティ価格です。
ただセブやマニラで買うと倍の価格がするようで、マニラから来ていたフィリピン人観光客が、日本円で1万円以上購入しているのを何度も見ました。
クッキーだけでなく食事も美味しいので、とてもおすすめです。
フィリピンのドゥマゲッティ🇵🇭発祥人気店SANS RIVALのスイーツ「シルバナス(Silvanas)」!バターメインのクッキー?なんとも説明しづらい不思議なスイーツ。今やマニラやセブにも進出。20年以上前からある老舗で、ドゥマゲッティで絶対に行ってほしいお店の1つ。 pic.twitter.com/7eXEplnntb
— KyokzPhil@2022年夏フィリピン親子留学🇵🇭 (@KyokzP) December 25, 2022
パンケーキ・ハウス(PANCAKE HOUSE)
その名の通りパンケーキが売りの「パンケーキ・ハウス(PANCAKE HOUSE)」。
とはいえ、ワッフル、サンドウィッチ、サラダ、フライドチキンとご飯のセットなどいろいろあるカフェです。
お店は新しく、かわいい雰囲気の店内。Wi-Fiもあり、お店のスタッフも親切な対応をしてくれます。
私は、お店のスタッフおすすめのシンプルなメイプルバターパンケーキを注文しました。卵がたくさん入っていて、しっとりもちもちで美味しかったです。
価格層的にお高めなので、ターゲットは「裕福層向けかな」という印象。
ドゥマゲッティでおすすめのレストラン
訪れた土地で何を食べるかはとても大切。
その土地で食べた美味しいものが一番の思い出になったりしますよね。
ということで続いては、ドゥマゲッティでおすすめのレストランをご紹介します。
フィリピンで有名なファーストフード「ジョリビー」や「マンイナサル」もありますが、今回はそれ以外のレストランをご紹介します。
ランタウ(lantaw)
セブ発のフィリピン料理レストラン「ランタウ(lantaw)」。
美味しい食事とボリューム、お手頃な価格でファミリーやグループの人たちにとても人気です。
ドゥマゲッティでフィリピン料理を食べたいという方は「ランタウ」が圧倒的におすすめです。
金曜日・土曜日・日曜日の夜はかなり混んでいるので、早めの時間帯にいった方が良いですね。
クリスピータパ・キニラウ・空芯菜のガーリック炒め・ガーリックライスなどなどを注文しました。ボリュームもあり、どれもとても美味しかったです。
食べきれない分はテイクアウトもできるので、ここぞとばかりに頼んでいました。
ムーンカフェ(Mooon Cafe)
生バンド演奏があり、多くの若者やファミリーで賑わってい「ムーンカフェ(Mooon Cafe)」。
2階席からは、お店の名前の通り、綺麗なお月様を眺めることができます。
お店は綺麗にライトアップされていて、いわゆるオシャレなレストランですね。
私が利用したときは、ちょうど大学生が誕生日会を開いていました。
メキシコ料理が中心ですが、フライドチキンとご飯というフィリピンで定番の料理もあります。
ドゥマゲッティで食事をするときにおすすめのお店の1つです。
ジョーズ チキン イナト(Jo’s chicken inato)
ドゥマゲッティ発祥で、昔からあるグリルチキンのレストラン「ジョーズ チキン イナト(Jo’s chicken inato)」。
フィリピンではローストされていることを「イナサル」や「イナト」と言いますが、「チキンイナサル」・「チキンイナト」はハズレがない印象です。
比較的どこも美味しいので、ドゥマゲッティで何を食べようかと迷ったら、ジョーズ チキン イナト(Jo’s chicken inato)がおすすめです。
店内は、エアコンなしのお部屋とエアコンありのお部屋を選ぶことができます。
豪華でもないし、フィリピン庶民レストランといった内装ですね。
チキンもエビフライも最高でした。ただアルコールの提供がないので、ビールを飲みたいという方はご注意ください。
フードネット(FOOD NET)
フィリピン人の庶民の食堂「フードネット(FOOD NET)」。
食堂の名通り、フィリピン料理が並んでいて、自分が欲しいものをお店のスタッフにオーダーする形です。
都度受け取り、最後にお会計を済ませて、自分でテーブルまで食事を運びます。
庶民の食堂なので、「1皿40ペソ〜」と価格がとてもお安い。
おすすめのオーダー方法はそれぞれハーフサイズでの注文です。というのもハーフサイズの場合だと、料金がその半額になるため、色々な種類を複数人で食べることができます。
特にフィリピン人にとても人気がある「bangus(バグス)」の焼き魚やナスに卵をからめた「トルタンタロン(Tortang talong)」など、「これぞフィリピン料理」を堪能できます。
「外食したいけど、高いところはちょっとという方」、「できる限りたくさんのフィリピン料理を味わってみたいという方」にもおすすめの食堂です。
まとめ
いかがでしたか。
フィリピンのドゥマゲッティで絶対に行ってほしい観光おすすめスポット・カフェ・レストランまとめでした。
まだまだ紹介したいお店や場所などはたくさんありますが、今回紹介した記事で十分充実できるかと思います。
本記事を参考にして、是非、ドゥマゲッティで素敵な時間を過ごしてください。
ご質問がありましたら、お気軽にお問合せください。