「ダバオってどんな都市?」
「ダバオの情報を集めたい」
「ダバオの観光スポットを知りたい」
ダバオは、マニラ、セブに次ぐフィリピン第3の都市です。日本人にはあまり馴染みがない都市ですよね。
私は、仕事で初めてダバオへ行ったときから魅了され、フィリピンに行くたびにたった数日だけでもダバオへ足を運ぶようになっていました。
そんな私が大好きなダバオの魅力をみんなに知ってもらいたい!
ということで今回は、ダバオの都市紹介からオススメなポイントをまとめてみました。
是非、参考にして、旅先の選択肢の一つに加えてください。^^
ダバオの基本情報
フィリピンで2番目に大きい島にあるダバオ。
ミンダナオ島の中心都市で、街自体も広々としています。
ダバオ市の面積は、2,400kmもあり、世界最大の行政面積を持つ都市と言われています。
また、フィリピンのドゥテルテ大統領が長きに渡りダバオ市長を務めていたんです。
任期中は、何よりも「治安の改善」に努めいて、タクシーのぼったくりがなく、安心して生活ができる場所としても有名です。
ダバオはどこにあるの?
次に、ダバオの場所ですね。
フィリピンの南端に位置しているミンダナオ島の南部にあります。
ダバオまでは、飛行機でマニラから約2時間、セブから約1時間で行ける距離です。
日本からダバオまでの行き方
日本からダバオ(フランシスコ・バンゴイ国際空港)までの直行便はありません。
なので、ダバオへ行くときは、飛行機を乗り継いで行く方法が一般的。
例えば日本から飛行機で、マニラもしくはセブへ行きます。そこで乗り換えて、ダバオへ向かうのが一般的です。
移動時間としては、下記。
・セブからダバオ:約1時間
・マニラからダバオ:約2時間
1時間または2時間ちょっとで行けるので、アクセスはそこまで悪くないですね。
ダバオの気候
ダバオの気温は、年間平均最高気温は32度、平均最低気温22度となっており、年間を通して高いです。特に、平均気温が高い月は4月、平均気温が低い月は7月です。
次に、ダバオの年間の降水量を見てみましょう!
フィリピンは雨季と乾季に分かれていて、2019年の降水量を参考にすると、
・雨季(1月・2月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月)
・乾季(3月・12月)
に分かれています。
しかし、ダバオは他のエリアと比較をすると降水量が全体的に少なく、月ごとの差があまりありません。
また、フィリピンは、台風の深刻な被害を受ける国としても有名ですが、ダバオは台風が発生するエリアより南方に位置しているため、一年を通して安定し気候です。
実際にフィリピンの都市に行ってきた中でも、過ごしやすいオススメのエリアですね。
ダバオの3つ魅力
フィリピンの色々な都市に行きましたが、ダバオは本当に過ごしやすく、ホッとする街です。
私の中で1番好きな都市といっても過言ではないダバオの魅力をご紹介します。
魅力1. 治安の良さ
最初の魅力は、治安の良さです。
ダバオ市観光局は、タクシーのぼったくりが少なくなったダバオ市を「東南アジアで最も平和な都市」と言うほど。
フィリピン人の友人からも「ダバオは安全。だって現在のドゥテルテ大統領が治安をよくするために頑張った街だから」という話を聞きました。
フィリピンというと、「治安は大丈夫?」という声は多いですが、私がフィリピンの10都市以上を訪れた中でも、ダバオは特に安全だと感じた都市でした。
具体的なエピソードとして、ダバオのタクシードライバーが1ペソ単位でお釣りを戻してくれたときに、感激したら、タクシードライバーから「もしメーター以上の請求をして、それを通報されたら、明日からドライバーが出来なるから」と笑って話してくれました。
また、ダバオ市はアルコールを原因とした犯罪事故を防ぐために、アルコール飲料の販売・提供は2013年から規制され、午前1時から午前8時までは提供されません。そんな風に治安を保つこのダバオの治安は魅力の一つです。
ダバオはドゥテルテ大統領が市長を努め、治安に注力していた地域であり、かつ現在もドゥテルテ大統領のお嬢様が市長を努めています。
大統領のお膝元なので、悪いことができない環境ですね。
ミンダナオ島のイスラム過激派は大丈夫?
留学カウンセラーをしていたときに、よくお客様から
「ダバオではイスラム過激派の活動があり、危ないんですよね?」
という質問を受けました。
ダバオはミンダナオ島にあるため、確かに危ないように聞こえます。
ただ、同じミンダナオ島でも、マラウィという地域で、フィリピン軍とイスラム過激派武装勢力との攻防がありました。
ダバオとマラウィは、約300Km離れているため、過度に心配する必要はないでしょう。
日本でいうと、東京から名古屋の少し手前ぐらいです。
また、攻防があったとき、多くの留学生が渡航をしていませんでした。
さらに、既に2017年11月16日(木)に現在の大統領が終結させ、 現在はマラウィは再建に向けて動いている状況です。
主要なフィリピンの都市の犯罪指数も紹介しますね。
低いほうが治安が良いエリア。マニラやセブに比べてダバオの犯罪指数が低いことがわかります。
魅力2. フルーツ天国
ダバオは台風被害が少ないというフィリピンでは珍しい都市。
太平洋から山脈で守られており、台風が発生する海域より南側に位置するためです。
また、天候も一年を通して、降雨量、気温、湿度に大きな差がなく、農作物が育てやすい環境にあります。
なので、国内外に販売するバナナ、パイナップル、コーヒー、ココナッツなどの巨大プランテーションもあるんです。
ダバオといえば、「果物の王様」と言われているドリアンを始め、マンゴスチン、ランブータン、ポメロなどなど。
マニラやセブではあまり見ることがない果物がたくさんあります。
果物が大好きな私には、天国のような都市です(笑)
魅力3. フィリピン第3の都市
マニラ、セブに続き、ダバオはフィリピンで3番目に大きな都市です。
広大な敷地の43%は農業用地ですが、最近では外資系からも注目されています。
例えば、アメリカや中国企業のコールセンターやオンライン英会話などのアウトソーシング先として開発されていたりですね。
今後、ますます大きく成長する都市として国内外から注目を浴びています。
ダバオのオススメ観光スポット
ダバオは、都市でありながら、海や山などの大自然が身近にある都市です。
台風の影響がほとんどなく、一年中温暖な気候から様々なアクティビティが楽しめます。
今回は、そんなダバオの観光スポットの一部をご紹介しますね。
観光スポット1. イスラレタビーチ
ダバオから船で1時間ほどのタリクッド島にある「イスラレタビーチ」です。
白い砂浜と透明度の高いビーチは、地元の人々にも大人気で、週末には多くの人でにぎわっています。
派手なアクティビティはありませんが、遠浅でシュノーケリングを楽しむには最適。
きれいなビーチを見ながらゆったりと過ごしたい方や小さいお子様連れの方にもお勧めです。
イスラレタビーチには、宿泊施設や飲食施設もありますが、市内で購入するより多少高いため、ある程度準備をして行きましょう。
また、イスラレタビーチは、日帰りで十分楽しめる場所です。ただ、ここで注意してほしい点は、イスラレタビーチからダバオに帰る最終便が15時!!
最終便がめっちゃ早いんです・・・!
なので最終便を意識しながら、ゆったりとした時間を過ごしてくださいね。
観光スポット2. サマール島
ダバオから船で15分ほどのところにあるサマール島(SAMAL ISALAND)。
サマール島には、様々なリゾート施設があります。
イスラレタビーチよりもっとリゾート気分を味わいたいという方は、サマール島にあるリゾート施設を利用してみるといいでしょう。
バナナボートなど遊ぶには十分なアクティビティもあり、アクセスも悪くなく、観光地として有名なセブよりきれいな海に行けますよ。
観光スポット3. アポ山
アポ山は、フィリピンで最高峰の山で、標高2,954mあります。
国立公園にも指定されていて、国鳥であるイーグルや絶滅危惧植物が多く生息していると言われています。
アポ山での登山トレッキング後にふもとの温泉で疲れを癒すこともでき、山のアクティビティを楽しみたい人にはおすすめです。
おわりに
いかがでしたか。
フィリピン第3の都市ダバオは、都市部として発展している中でもまだ多くの自然が残っています。
特に、ダバオのビーチで見た、サンセットは本当に忘れられないくらい綺麗でした。
海も山も街でも楽しめ、かつ治安が良いダバオは観光・留学・移住先としてもおすすめの都市です。
是非、訪れてみてくださいね。