2022年12月にフィリピンのドゥマゲッティ(dumaguete)を訪れました。
ドゥマゲッティは、セブ島だけでなく、ボホール島やシキホール島などへの簡単にアクセスができます。
今回は、ドゥマゲッティから気軽に行ける「シキホール島」に行ってみました。
セブ島からシキホール島への行き方は調べれば出てきますが、ドゥマゲッティからシキホール島までの行き方はあまりないかと思います。
ということで、ドゥマゲッティからシキホール島までの行き方をまとめました。
今回は、「オーシャンジェット(OCEAN JET)」で行きましたので、「チケットの取り方」、「運賃」、「乗船時間」、「実際のフェリーの乗り方」などを書いていきますね。
2022年12月に乗船した時の実際の体験談ですので、ぜひ参考にしてみてください。
シキホール島(Siquijor)ってどこにあるの?
シキホール島がどこにあるかというと、フィリピンの中部ビサヤ諸島の南部にあります。
ドゥマゲッティからみて、南東に位置している小さな島です。
シキホール島へはドゥマゲッティのみならず、船でのアクセスのみになります。
ドゥマゲッティから船だと約50分程度。比較的気軽に行ける距離にあるので、日帰りでも行けますね。
ただし、天候が悪いとフェリーが欠航になりやすいので、その点は要注意です。
シキホール島(Siquijor)の基本情報
シキホール島を知らない方もいるかと思うので、簡単に紹介しますね。
シキホール島はフィリピン人からは魔法や未知のものが多く残された神秘的な「黒魔術の島」として知られています。
薬草を調合して治療を行う「マンククラム」という民間療法師がいたり、魔術師がいたり、、、この話を聞いただけで、神秘が詰まった島だと思います。
神秘が詰まった島だなと感じられるのは、こんなお土産からも。^^
お土産屋さんにはこのような惚れ薬(LOVE POTION)が売られています。
本当に失礼ですが、、、その辺で拾った葉っぱが詰まった瓶にしか見えず、購入しませんでした。
今思えば、旅のネタとしては良かったかもです。
いやいや、もしかしたらすっごい効果があるかもしれないので、次回は買います!
この惚れ薬(LOVE POTION)の瓶には、このような説明書きがあります。
ビジネスを始めるにも良いアイテムです。
香水やコロンと一緒に使いましょう。
注意:決してお葬式やお通夜に持って行ってはいけません!
効き目ありそうですが、なぜかそそられなかった。。
私が、実際にシキホール島で感じた印象ですが、手付かずの自然がそのまま残されていて、ばっちり観光地化されているという場所ではありません。
自然を感じ、ゆったりとのんびりと過ごしたい方に最適の島です。
ドゥマゲッティからシキホール島行きのチケットの買い方
まずドゥマゲッティからシキホール島のチケットを買い方ですね。
複数の船が出ているのですが、「オーシャンジェット(Ocean Jet)」で紹介します。
事前に「オーシャンジェット(Ocean Jet)」のウェブサイトでスケジュールを確認したのですが、変更していることもあるので、直接チケット売り場へ。
ここが、ドゥマゲッティの「オーシャンジェット(Ocean Jet)」チケット売り場です。
「オーシャンジェット(Ocean Jet)」の船乗り場から1本奥に入った道にあります。
「こんなところで売っているのか?」と不安になるぐらい小さい建物ですが、ここで購入できます。
チケット売り場には、ドゥマゲッティ発の船の情報が貼られています。
シキホール島を経由してボホール島行きなどもありますが、私はドゥマゲッティとシキホール島の往復船のスケジュールを知りたかったので、その情報はこちらです。
ネットに書かれていた情報と比べると、シキホール島からドゥマゲッティに戻ってくる時間が10分異なっていました。
事前にチケット売り場へ確認しに来て良かったです。
これもフィリピンあるあるの一つで、ネットの情報は変更されるので、しっかりチケット売り場で事前に確認が必要ですね。
ドゥマゲッティ→シキホール島 | シキホール島→ドゥマゲッティ | ||
---|---|---|---|
ドゥマゲッティ 発 | シキホール島 着 | シキホール島 発 | ドゥマゲッティ 着 |
7:20AM | 8:20AM | 6:00AM | 7:00AM |
7:10PM | 8:10PM | 6:00PM | 7:00PM |
ちなみに、チケットを買うときは、IDが必要となります。IDはパスポートで問題ありません。
パスポートを持ってくるのを忘れたのですが、携帯電話にパスポートの画像が入っていたので、それでも購入できました。
運賃は、350ペソです。
現金で支払い、チケットを受け取ります。
このチケットには、名前と年齢が記載されています。
実際に受け取るチケットは、横長のものです。写真を撮り忘れていて、この写真はオーシャンジェット控えが切り取られているものです。
また、このチケット売り場で、シキホール島からドゥマゲッティへ戻ってくるチケットを購入することもできます。
【乗船当日】乗船の流れ
それでは実際に、どのようにシキホール島行きの「オーシャンジェット」に乗船するかをみていきましょう。
1.ドゥマゲッティのフェリー乗り場へ行く
まずは、フェリー乗り場に行きます。
このゲートが見えれば、入り口はすぐそこです。
ただし、ここは車が入る時の入り口なので、
徒歩の場合は、向かって右側にある通路から行きます。
はい、こちらです。
2.チェックインをし、座席を番号をもらう
次にチェックインをします。赤いキラキラで囲まれたところが、チェックイン手続きをするところです。
結構長い列ですよね。
ちなみに、チケットにも書いてありますが、出発時刻の30分前にチェックインを済ませます。
ただし、チェックインをするのにかなり並びます。
結局、私がチェックインできたのは、15分前でした。
チェックインを済ませると座席番号がもらえます。
3.ターミナルフィーを支払う
次にターミナルフィーの15ペソを支払います。
「前日に買ったチケット」と「(当時のチェックイン後に受け取る)座席番号」と「ターミナルフィーの領収書」を持って手荷物検査と出発ロビーに進みます。
4.手荷物検査をし、出発ロビーへ入る
ここが入り口です。
すぐにて荷物検査をし、出発ロビーへ向かいます。
時間があれば、お店があるのでここで買い物もできますが、もちろん割高です。
スナックや飲み物などは事前に購入しておく方がいいですね。
フェリーが出発するまでに時間がほとんどなかったため、そのままフェリーへ乗船となりました。
5.乗船し、指定された座席に座る
出発ロビーを出て、
フェリーへ向かいます。
ここからフェリー内に入ります。
多少ゆらゆらするので、サポートしてくれるスタッフもいます。
船の中はというと、通路は広めですが、座席はLCCのように狭いですね。
座った感じは、こちらです。
実際は、1時間弱で到着するので、少し寝ていればあっという間です。
土曜日の乗船だったので、人も結構いました。
「オーシャンジェット」を利用する際の注意点
最後にドゥマゲッティからシキホール島まで、「オーシャンジェット」を利用する際の注意点です。
注意点1.乗船当日はフェリー乗り場に1時間前には必ず到着しよう
私は、40分前に到着しましたが、チェックインで20分ぐらい並んでいたので、ターミナル利用料の支払い、手荷物検査から乗船まで急足でした。
慌てずに乗船するためには、OceanJetが推奨している1時間前にフェリー乗り場に到着しましょう。
注意点2.天候に注意して、余裕を持ったスケジュールを立てる
シキホールまで船の移動なので、天候により波が高いときは結構になることもあります。
万が一シキホール島で1泊しても影響がないスケジュールを立てましょう。
注意点3.船酔い対策をしよう
風が強いときや天候が悪いときは、船はとても揺れます。
船酔いする方は酔い止め必須ですね。
特に飲み物や食べ物は提供していないので、事前に買っておくと良いと思います。
注意点4.羽織るものを持っていこう
フィリピンあるあるなのですが、飛行機の中、バスの中、タクシーの中、ショッピングモールの中、そして船の中と室内はエアコンが効いています。
シキホールは暑いから、上着を持っていかないと船の中は結構寒いです。
Tシャツと短パンだけでなんとかなると思わずに、必ず羽織るものを持っていきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
ドゥマゲッティから行ける黒魔術の島「シキホール島」までの行き方でした。
船のチケットさえ購入できれば、比較的簡単に行けるかと思います。
本記事で紹介しましたチケットの取り方、運賃、どのぐらいの時間、注意点など参考になりますと幸いです。
手付かずの自然が残されたシキホール島を楽しんでください。